不二家のフランチャイズ(FC)の独立・開業・起業情報を開業資金や収益サポート体制、口コミ・評判まで徹底解説!/株式会社不二家

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不二家のフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット

フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

業界No. 1企業である強み

  • 不二家の営業店舗数は、953店舗にものぼり、日本国内のケーキチェーン店としては業界NO.1の規模である。
  • 不二家は、山崎製パンが50%以上の株式を保有しており、山崎製パンの強い販売ルートを活用して、コンビニや量販店などへの洋菓子販売を行なってきた。
    そのため、不二家の知名度は圧倒的な水準まで上がった経緯がある。
  • 新製品や人気製品を拡販する施策を週替わりの高頻度で実行しており、高い経営力を有している。
  • コロナ禍に問わず、マクロ環境は常に変動しており、消費者心理の変化から、買い控えなどは定期的に起きてはいる。
    しかし不二家は大手ケーキチェーン店である強みを活かし、その危機の度に、消費者の購買心理の変化を捉えた新商品の開発を行うことができている。
    新商品への継続的な投資をし辛い小規模事業者はマクロ変動に対応がし辛いため、新商品の継続的な開発はフランチャイズに加盟する大きなメリットになっている。
  • ショートケーキやモンブランなどの豊富な定番商品に加えて、季節等を加味した新商品の投入が常に行われている。
  • テレビCMを含め新規集客に対しても投資を行なっている。
  • 山崎製パンが50%以上の株式を保有しており、常に事業シナジーを追求していることから、工場における生産性向上などを継続的に行うことができるようになっている。
  • 不二家の原価率は64.5%であり、一般的な飲食店と比較すると非常に大きい。(22年1/1~6/30データ)
    原価率を上げる代わりに、集客力を担保することができるため、利益がしっかりと残る、というビジネスモデルになっている。
    「ペコちゃん」をはじめとして、長年高品質で割安感のあるお菓子を提供しているからこそ、成立させることのできる事業である。

「2兆円超え」の巨大なマーケット

  • デザートに対する需要は堅調に推移をしており、日本国内で2兆円を超える規模となっている。
    またGoogleの検索エンジンにおける「ケーキ」の需要に関しても、
    右肩上がりで大幅に増えており、2004年と比較すると倍以上に膨れ上がっている。
  • 不二家の利用シーンは広く「自分が食べる」「家族が食べる」に加え「お土産・プレゼント」などへの贈答品ニーズも取り込んでおり、事業の対応可能市場が広い。
「ケーキ」の検索トレンド
「ケーキ」の検索トレンド

高頻度で仕入れを行える

  • 地域や季節などによっても変動はするものの、本部からの洋菓子の商品供給は毎日の頻度で実施されることが多く、日々の販売状況に応じて仕入れを柔軟に行うことが可能である。
    発注に関しては、タブレット端末の注文システムから行う形式になっている。

「日本初のフランチャイズ」としての歴史があり、研修が整っている

  • 不二家は1963年に日本で初めてフランチャイズシステムを導入した。
    そのため、歴史が深く、研修等のフランチャイズに必須のノウハウも深い知見がある。
  • 業界最大手であるがゆえ、フランチャイズの加盟オーナーに対する開業研修も整っている。
  • トレーニングセンター等にて店舗実習研修、製造技術研修の合計13日間を受けることができる。
  • 商品知識、陳列と包装の方法、設備器具の取扱い、仕入・品質管理、販売・接客技術、製造技術、販売促進活動、安全衛生、労務管理業務など、多岐に渡る内容の研修を受けることができる。
  • 不定期の会議に加えて、スーパーバイザーが月に1回以上店に来て、営業及び経営のアドバイスを行ってくれる。

オープンアカウント制ではない

  • オープンアカウント制ではないため、「売上の全てを一度本部に送金する」という工程がなく、日々顧客からお支払いいただいた現金を運転資金等にすぐに活用することができる。

不二家のフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット

  • 同社固有の弱みや課題ではないが、小麦粉・油脂など原料の価格高騰に円安の影響が出ている。
    しかし、そのような環境にありながらも、不二家はしっかりと売上高及び、営業利益を前年対比で伸ばすことに成功している。
  • 年間通じて、安定した需要があるものの、やはり需要はクリスマスシーズンである12月に大きく跳ねる傾向にある。
    そのため、12月の店舗は忙しくなることも多く、ケーキ屋の運営は、12月だけ従業員を増やすか、既存の従業員がより生産的に働く必要が出てくる。
  • 不二家洋菓子チェーンのフランチャイズは、テリトリー権がないため、独占的に営業する権利はない。
    そのため、場合によっては近隣に同じブランドの店舗が出店する可能性がある。
  • 店内の製造室で、ケーキの仕上げを行う必要があるため、業界未経験の場合は初期の飲み込みに多少の苦労をする可能性がある。
    しかし、店内のガラス張りの製造室で最終的な仕上げを行う工程を来店顧客に見せることで、ケーキの出来立て感などを訴求することができるようになり、購買率の向上などに寄与させることができる。

ロイヤリティ・契約料金

加盟料:500,000円
店長研修費用:150,000円
ロイヤリティ:不二家洋菓子チェーン店のFACEレジによる税抜きの不二家商品売上高に5%の料率とそれにかかる消費税額を売上ロイヤルティ額として支払う。
契約期間:契約締結日より3年間

フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価

皆さんお馴染みの不二家に行きました。
頼んだケーキは、ホットケーキ風のふわふわスポンジ生地に、
メープルとカスタードクリームがたっぷりと使われていました。
なんだか不二家のお菓子って、どれを頼んでも懐かしい気持ちを思い出させてくれるんですよねー。
ご馳走様でした。また来週あたり行こう。

清潔感のある店舗に、ケーキがずらりと陳列されており、テンションが上がりました!
夢が詰まってますね。
子供の頃と変わらず、いくたびにキラキラした気持ちになります。

ソフトクリームは、不二家独特の濃厚なミルキーソフトで大変美味しくいただきました。
他にも差し入れ用のケーキをたくさん買っていきましたが、どれもちょうど良い甘さで大好評でした。

お土産にお菓子の詰め合わせを購入しました。
そこまで大きいお店ではありませんでしたが、駅の近くなので、いつも利用しています。

仕事でトラブルを起こし、すごく落ち込んで最悪な気分になっていたので、限界まで食べました。
もちろん食べることで問題がなくなるわけじゃないけど、気持ちが明るくなり、前向きに頑張ろうと思えました。
いつも暗くなると不二家に行ってしまうので、今年はクリスマスとか明るいイベント時にも利用したいな。

他の大手のケーキ屋さんって、味付けが甘すぎるんだよね。
1番自分に合っているちょうど良い甘さなのが不二家。
はっきり言って圧倒的だね。

今日はマドレーヌだけしか買ってないので、今度はケーキを買いたいなと思います。
娘にも優しく接してくれてありがとうございました。
笑顔が素敵で癒されました。

株式会社不二家の経営理念

常により良い商品と最善のサービス(ベストクオリティ・ベストサービス)を通じて、お客様ご家族に、おいしさ、楽しさ、満足を提供する。

会社概要

会社名

株式会社不二家

事業内容

フランチャイズシステムに基づく洋菓子店「不二家洋菓子チェーン店」の展開
菓子、洋菓子等の製造・販売

設立年・創業時期

昭和13年(1938年)6月30日

資本金・総資産

182億8,014万円

従業員数

1277名

本社・支社・事業所・製造所・所在地

〒112-0012
東京都文京区大塚2丁目15番6号

※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。

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