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24/7ワークアウトのフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
- 「3食食べるパーソナルジム」というコンセプトで運営されており、食事制限などをせずにダイエットが実施できる点が特徴である。
痩せるだけではなく、理想の体型になるための、ボディメイクの場としても人気である。 - 過度な食事制限をしない形で痩せられるように運営がされていることからも、健康的に、リバウンドが起きづらい痩せ方ができる。
- 深夜24時までトレーニングができるため、利便性が高く、時間に余裕がない顧客層からも人気である。
競合他社が22時か23時には店を閉めてしまっていることを考えると、業界の中でも最も遅くまで営業している部類だ。
営業開始時間も、競合他社が10時以降なのに対して、同社ではブランド名通り7時から営業を開始している。 - トレーニング内容は、会員ごとにパーソナライズされているため、効果が出やすい。
競合他社は、比較的トレーニングメニューを標準化している事が多いため、個人ごとに最適化されている点が競争力の核となっている。 - 個人規模で運営される小規模なパーソナルジム事業者が、勘などに頼って運営されているのに対して、
24/7ワークアウトは、テクノロジーを活用して運営に活かしている点が特徴である。
具体的には、顧客データをAIによる機械学習を通じて分析をしており、
そのデータを元に個人に最適化されたプランを提案することで、リピート率の向上に寄与している。
- 約90店舗のパーソナルジムを運営している、上場企業であり、店舗数の規模はRIZAPに次いで、業界で2位となっている。
直近でRIZAPは「chocoZAP(ちょこざっぷ)」という、
小規模・定額のジムへの大幅な投資を行なっていることからも、明確な戦略面での棲み分けがされている。 - 価格面でも、RIZAPとの明確な棲み分けがされており、RIZAPが約40万円程度の料金なのに対して、
24/7ワークアウトは、2ヶ月コース(全16回)で、約26万円程度になっており、比較的安価で提供がされている。 - 競合他社が1コースあたりの時間が50~55分程度なのに対して、24/7 Workout は「75分」もの時間を割いている。
この丁寧さが、顧客が加入を検討する際のフックとなっている。 - フィットネス業界は、コロナを契機に2019年の3300億円の市場規模から下落をしたものの、それでも2200億円もの規模である。
コロナ禍の影響で、感染リスクの低い、24/7ワークアウトのような完全個室のマンツーマンのジムへの需要は増えている。 - 「全額返金制度」があることも、同社の問い合わせからの、成約率の高さに繋がっている。
- 24/7ワークアウトは、トレーニングマシンを自社開発しているため、設備の導入コストを抑えることが可能である。
同社のような上場企業だからこそ、打てる施策と言える。 - 出店形態が多様であり、テナント型と、マンション型から選ぶことができる。
- 2015年には、店舗数は34店舗であったところから、順調に店舗数が拡大をしており、直近では約90店舗のパーソナルジムを運営している。
その経験をもとに、生産性が最も高い店舗レイアウトを熟知している。 - 直営店舗の数が多い(22/2時点で65店舗)ことからも、店舗運営のノウハウを多く有しているフランチャイズ本部である。
フランチャイズは本部がほとんど店舗を持っておらず、大したノウハウを持っていないケースもあるので、
この直営比率等の数値は、フランチャイズ加盟の際に必ず確認をするべきポイントとなっている。 - セルフサービスではない「パーソナルジム」という事業特性からも、トレーナーの育成体制が重要である。
会員だけではなく、トレーナーの教育に関しても、同じく「マンツーマン形式」で研修を実施している。
同社の特徴は、研修を期間などで決めずに、あくまでも「求めている水準まで成長したのか」ということにフォーカスをしている点である。
この方針によって、トレーナーの品質を高く保っている事が、質の担保をしながら、店舗数を拡大できている理由となっている。
個別最適化された教育が行われていることからも、トレーナーの退職率が低く、同社の組織面での強さにつながっている。 - 人材の質についての、こだわりは強く、ライザップの採用率が3.2%とされているのに対して、
同社では「3.13%」という、非常に狭き門となっている事も特筆事項である。
この採用率の低さは提供サービスの品質の高さにつながるだけではなく、
採用されたトレーナーのロイヤリティが向上することにもつながる。 - 無料で、ウェア・靴下・シューズ・タオル・水素水の提供がされている事で「手ぶらで通うことができる」ようになっており、継続的に通うことへのハードルを下げている。
- 出店後に、店舗数を増やすのではなく、増床を行うことによって、店舗あたり売上の拡大を行うことも可能である。
- 小規模事業者の多いパーソナルジム業界の中では珍しく、上場をしている事もあり、本社の人材の採用力が高い。
トレーナーだけではなく、webマーケティングにも精通した人材がいることから、費用対効果の良い会員獲得を実施できている。
24/7ワークアウトのフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
- 人材へのこだわりの強さが、事業を拡大する際の足枷になる可能性がある。
ライザップの採用率が3.2%とされているのに対して、同社では採用率が「3.13%」となっている。 - トレーナーの保有資格も、トレーニング系から、食事管理・体調管理に至るまで幅広い。
- この人材のレベルの高さが、ブランド力の向上や、新規集客力の高さにも通じているため、メリットとの裏返し部分となっている。
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会社概要
会社名
株式会社トゥエンティーフォーセブン
代表者氏名・代表取締役社長・経営者
小島礼大
事業内容
24/7Workout・24/7Englishの店舗展開
24/7Online Fitness
24/7DELI&SWEETSの運営
フランチャイズ本部運営
設立年・創業時期
2007年12月28日
資本金・総資産
791,600,000円
従業員数
正社員:321名契約社員・アルバイトの年間平均人数:157名
本社・支社・事業所・製造所・所在地・国内店舗数
〒105-6236東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー36F
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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