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ハウスドゥのフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
- ハウスドゥは不動産売買仲介専門のフランチャイズとして、
「業界NO.1」の店舗数であり、加盟店数は約700店舗もの規模になっている。
2006年から始めたフランチャイズ事業であるが、
1000店舗を目指して成長を続けており、
2025年には、865店舗まで拡大する計画になっている。
海外店舗についても5万店舗にしていく計画。 - 加盟店が増加していくと、さらに知名度や信頼度が上昇するサイクルを回せることから、
既存店の加盟オーナーにとっても、新規加盟検討者にとってもメリットが大きい。 - ハウスドゥを運営する、株式会社ハウスドゥ住宅販売の、
親会社の株式会社And Doホールディングスは、
東証プライム市場に上場しており、年間売上は400億円越えの大企業である。
上場企業であることが、信頼性の高さを裏付けている。 - 「不動産売買仲介」以外にも、新築・リフォーム・金融(不動産担保ローン、リバースモーゲージ保証)など、
住まいに関する悩みを総合的に解決する事業である。
そのため、対応できる市場が不動産以外にも広がり、複数の巨大な市場にする事ができるというメリットがある。 - 「不動産のワンストップサービス」として運営をすることで、集客のフックが複数作れることが、顧客数を拡大できる強みになっている。
- 不動産の「売仲介」と「売買」に業務を絞ることで、少人数でも運営可能な事業モデルにしている。
- 加盟者の状況に応じて、開業資金の額は変動するが、比較的少額の費用で事業を開始する事ができるフランチャイズである。
- 業界NO.1ブランドとして認知度が高いため、集客力が高く、
信頼性も高いため、問い合わせからの成約率も高くできるメリットがある。
不動産業界は、情報の非対称性が高いため、信頼性を借りる事ができるフランチャイズとの相性が良い。 - HouseDo.comなどの集客の仕組みもあり、月間で約50万人以上のユーザーが集まるサイトになっている。
※世界最大規模のマーケティングツールによる分析 - ロイヤリティが固定式となっているため、経営努力によって、売上を増やせば増やすほど、利益を拡大しやすい構造にある。
- ハウスドゥのイメージキャラクターとして、2013年から古田敦也氏が起用されている。
古田敦也氏の誠実なイメージが「ハウスドゥ」との相性がよく、顧客からの信頼感醸成に寄与している。 - ハウスドゥの強さは独自の「商品開発力」にあり、その代表例が「ハウス・リースバック」である。
ハウス・リースバックは「賃貸として住みながら、家を売却できる」というコンセプトで人気のサービスである。
住宅ローンが未完済の物件でも、ハウスドゥが1度買い取りを行い、
一度支払いを行った上で、そのまま住み慣れた物件に、住み続けられるサービスだ。
契約終了後にもう一度買うこともできる。
保証人や金融審査が必要なく、近所にも売却を知られることなく、現金が手に入るのがメリットだ。
更に、固定資産税や管理費が掛からなくなる等のメリットもあることから、幅広い層に受け入れられている。 - 「ハウス・リースバック事業」は好調であり、
22/7~22/9の期間において『前年対比で約270%増』もの脅威的な売上の伸びを叩き出している。 - 高齢者もしくは、これから高齢になっていく中年層は、
保有する不動産を使って、老後の生活のための資金を確保したいニーズが根強くある。
そのため「ハウス・リースバック」が人気である。
この背景からも、ハウスドゥにとっては「少子高齢化」は事業の追い風になっている。 - ハウス・リースバックは、生活費等の確保のために利用する、シニアの一人暮らしが多いことからも、
単身者向けに、定期訪問や電話をすることで、見守りをするサービスも行っており社会貢献性も高い。 - ハウス・リースバックで、紹介案件が成約に至ると、
売る際と買う際の「2回」に渡り、仲介手数料が二重でもらえる点が魅力である。 - 買取パートナー制度を活用すれば、自身では資金不足で買取ができないような優良物件を共同で買取できる。
売却益は、最大で40%もの額を支払ってもらえる仕組みがある。 - ハウスドゥでは、オーナー会・店長の会などがあり、加盟店同士でも繋がりが強いことが特徴である。
フランチャイズ業界では、加盟店同士が繋がることを嫌がる本部が多いなか、同社では逆に推進をしており、
横の繋がりを通して、経営の改善や、モチベーション向上などができるようになっている。 - 不動産業界特化型の人材紹介サービスとの連携も強く、新規採用における問い合わせが集まりやすい仕組みがある。
- 不動産事業では、宅地建物取引士等の資格がオーナーにも求められると思われがちだが、
約50%程度の企業が宅地建物取引士がゼロの時点で契約をしており、新規採用などでカバーをしている。 - 不動産売買仲介だけでなく、不動産賃貸FCブランドとして「RENT Do(レントドゥ)」も運営している。
ハウスドゥのフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
- 業界NO.1の店舗数を保つため、オーナーが希望するエリアでの出店ができない可能性がある。
- 業界知識などはなくても問題ないが、コミュニケーション能力が必要とされるため、人と接するのが苦手な人には向かない。
- 採用のための支援体制は整っているものの、業界全体の課題として、人材不足の問題は大きく、採用が事業拡大の鍵を握る。
- 「不動産売買仲介フランチャイズ」としては、業界でナンバーワン企業であるが、
一方で「賃貸住宅仲介事業」としては、業界上位の約10社を合計するだけで、
約6000店舗があるため、まだ伸び代を残している状況である。 - 「ハウス‧リースバック」は、不動産価格の下落リスクを内包している。
しかし、同社では買取価格を70%程度に設定をしているため売却損が生まれないように工夫している。
加えて、初期に設定をした家賃に対して、周辺家賃の高騰が起きた際に機会損失が発生することも想定されるが、契約の更新時に値上げ等を行うことで回避するようにしている。 - ハウス‧リースバック事業を行う際に、買取に多額の資金を必要とするため、本部には資金力が必要な事業である。
しかし、ハウスドゥの親会社(株式会社And Doホールディングス)は上場企業でもあり、
信頼性も高く、資金調達力が高いため、加盟店の観点から不安視する必要はない。
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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