【厳選】「たこ焼き屋」の独立・開業・フランチャイズ募集企業一覧!

  • たこ焼き屋は、お祭りの時によく売られる屋台料理の代表格として人気で、まさに「日本の国民食」である。
    老若男女から受け入れられていることからも、独立開業の人気業態となっている。
  • たこ焼きは1935年に遠藤留吉という人物によって発明されており、長い歴史のある料理となっているが、作り方としては非常にシンプルだ。
    基本的には、小さくカットされたタコを、生姜・ネギ・エビなどと一緒に生地を球状に成形して焼き、ソース・マヨネーズ・かつお節を乗せるだけ。
  • オペレーションの簡単さも、独立・開業をする際に、人気の業態となっている理由の1つである。
  • 本レポートでは「たこ焼き屋」の独立・開業をするのに必要な準備を解説をしつつ、
    人気の、たこ焼き屋のフランチャイズ本部の強みや弱みなどを一覧形式でまとめていく
目次

銀だこ

  • 築地銀だこはマーケティングに優れており『近くを通った顧客の食欲を喚起するために、たこ焼きを焼く油の「ジュー」という音は、外向けのスピーカーで流してた』などの過去の伝説的な施策は業界の中では有名である。
  • 当然、マーケティング力の前提には商品力の高さがあり、タコは世界中から選び抜かれたものを利用しており、「外はパリッと、中はトロッと」する独自の食感が人気の理由である。
  • 築地銀だこは、621店舗を展開しており、たこ焼き屋業界の中でも最大規模の店舗数を持つ大手ブランドとなっている。
  • 621店舗のうち、約300店舗が直営での出店となっており、直営の運営比率が高いことからも、
    フランチャイズ任せにせず、しっかりと運営ノウハウを自社内でも蓄積していることが理解できる。
  • 味の種類も豊富で、定期的に、期間限定商品も開発されている。
  • 銀だこは、油を利用することから、健康的ではないイメージを持たれることがあるが、実はコレステロールゼロの健康的な「とうもろこし胚芽100%」の脂を利用している。
  • 「銀だこハイボール酒場」などの居酒屋業態の開発にも力が入れられている。
  • プライム市場に上場しているホットランド社が運営しているため、信頼のできるサポート体制があるのも魅力。
  • ショッピングセンター、都市部・オフィス立地、ロードサイド、地方都市など多様な出店エリアで事業を伸ばしてきた。
  • デリバリーやテイクアウトの需要が伸びており「デリバリー専用メニューの開発」なども推進されている。
    Uber以外にも、出前館やmenuやwoltなどと連携を強化することで、デリバリーの売上を伸ばしている。
    全体の店舗数が621店舗に対して、デリバリー導入店舗数の出店数は約360店舗となっていることから、まだまだ伸び代が大きく残されている。
  • 独自の調理機材を使うことで、小さなスペースで生産性を高められる工夫がされている。

築地銀だこのフランチャイズ加盟条件

加盟金2,000,000円
ロイヤリティ売上の5%
契約期間5年(以降1年ごとに更新)
https://www.hotland.co.jp

築地銀だこの初期投資

加盟金2,000,000円
研修費等1,000,000円
内外装費15,000,000円(銀だこハイボール酒場の場合+1000万円)
厨房費3,000,000円
合計21,000,000円
https://www.hotland.co.jp

株式会社米乃家

  • たこ焼き専門店ではなく、団子・お好み焼き・焼きそば・かき氷など「和」をベースに多様なメニューを展開している。
  • 取り扱い商品のカテゴリも多岐に渡ることから、時間帯問わず、1日通じて集客ができる戦略が採用されている。

    焼きそばや、お好み焼きなどの、味付けの濃いソース系のメニューは、昼食や夕食になり、
    たい焼きや、団子などは、デザートとしても売れる。
  • 国内では100店舗を超える規模で出店がされており、中国にも3店舗の出店がされている。
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株式会社ジョインネクスト(甲賀米粉たい焼き)

  • たこ焼き以外にも、たい焼・ワッフルなども提供されており、共に「米粉」を使っている点が特徴である。
  • 米粉を使うことによって、パリパリ・サクサクな食感と、モチモチな食感を両方合わせている。
  • テイクアウト専門店であるため、物件も小さく済むため、初期費用が低くなる。
    具体的には、約5,000,000円程度で独立開業ができるフランチャイズである。
    加盟金は税抜1,000,000円と低めの水準になっている。
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株式会社たこまる

  • 「株式会社たこまる」とは、たこ焼きを店頭販売し、テイクアウトをしてもらいつつ、
    店内飲食として、たこ焼き・焼きそば・おつまみ・唐揚げ・牛すじ煮込みなどをアルコールと共に提供するフランチャイズである。
  • 実際に訪問したところ、たこ焼き屋のたこ焼きだと大きいものが多いが、たこまるは少し小さめになっており、口の小さい女性でも丸ごと一口で食べ切れるくらいの大きさにしている。
    そのため、酒のつまみとしても利用がしやすい。
  • 「たこまる」のフランチャイズはプランが複数あるが、共通して毎月のロイヤリティは税込55,000円となっている。
    ロイヤリティーが固定式となっていることから、経営努力によって、売上規模が大きくできた場合は利益額を多く残すことが可能になっている。
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ひっぱりだこ

  • 開業費用が非常に低く設定されているが、企画、監修費として施工金額・購入金額の1割を「ひっぱりだこ株式会社」に支払う必要がある。
  • 「ひっぱりだこ」として、たこ焼き屋を開業する場合は、フランチャイズという枠組みではなく「共栄店」という形での関係性となる。
  • 屋台などの移動販売もでき、メニューなども増やすことができることから、経営の自由度が高い。
  • 複数店舗の運営にも積極的な支援がされており、2店舗目からは、開業プロデュース費が50%オフの50万円と優遇される。
  • 個別面談ができるのは、開業を12ヶ月以内希望の場合のみとなっている。

開業費用等の条件

開業プロデュース費1,000,000円
商標使用権設定決定費200,000円
商標使用料金(月額費用)30,000円
開業場所全国
https://www.hipparidako.net
商号ひっぱりだこ株式会社
所在地〒571-0042 大阪府門真市深田町1-6-103
代表者代表取締役 揚野雅史 (あげの まさふみ)
1958年生 大阪府出身
設立1999年5月 (創業1997年10月)
資本金600万円
加盟店数22店舗 (2013年10月現在)
事業内容たこ焼き店 (ひっぱりだこ)
カレー店 (潜水艦カレー)
開業エリア全国
https://www.hipparidako.net

なんば一番

  • 全国で100店舗以上を展開する、たこ焼き屋の大手であるが、ロイヤリティーが無料となっている点が特徴である。
  • たこ焼き以外にも、地域によっては、あまり馴染みのない「イカ焼き」なども看板メニューとしている。
    「イカ焼き」は、もちもちした食感が特徴で、大阪ではメジャーな料理となっている。
  • 大手の、たこ焼きフランチャイズ店が、なかなか本場の大阪では大成功していない中、

ばくだん焼本舗

  • 「ばくだん焼」と呼ばれる、直径8センチで、重さが200グラムもある巨大なたこ焼きが看板メニューである。
  • 大きく、インパクトのある見た目であることから、SNSなどでの拡散力も期待ができる。
  • 値段も、300円台からの提供となっており、意外とリーズナブルであることも人気の理由である。
  • 味のバリエーションも多く、20種類もの種類が展開されている。
  • 独自性の高いメニューを、小資本で、簡単なオペレーションで運営できることが「ばくだん焼本舗」の強みである。
  • ばくだん焼本舗は「移動販売」と「店舗販売」の2つの業態で運営ができる。
    資金力や経営方針などに応じて、自由度の高い経営ができる点が魅力だ。
  • 集客力のある商品であることからも、ショッピングセンターなどにおける引き合いも多い。
  • 研修は1対1の形式で、丁寧に約1週間行われる。

「移動販売」における開業資金・開業費用

項目金額(単位:円)
加盟金1,050,000
研修費315,000
販売・仕込用機材一式1,050,000
保証金300,000
合計2,715,000
http://www.bakudanyakihonpo.co.jp

「店舗販売」における開業資金・開業費用

項目金額(単位:円)
加盟金1,050,000
研修費315,000
販売・仕込用機材一式1,470,000
保証金300,000
合計3,135,000
http://www.bakudanyakihonpo.co.jp

じゃんぼ総本店

  • 一般的なフランチャイズでは、物件取得・従業員採用・設備投資など、多くの初期費用が必要となるが「じゃんぼ総本店」の場合は『のれん分け制度』があるため、低い費用で独立開業ができることが魅力。
  • 既存店として、すでに売上が好調なお店を任されるため、開業資金は無料で事業を始めることができる。
    既存店を利用して開業するため、設備・顧客・従業員・物件の全てが揃った状態でスタートができ、加盟金などもかからないことが強みである。
  • 独立の準備として、正社員として毎月30万円の収入を得ながら開業に必要な経験を学ぶことができる。
  • 飲食業界での経験も不用で、最短で1年程度で独立することができる。
  • すでに売上実績のある店舗で経営を行うため、資金計画も立てやすい。
  • 一般的な飲食系のフランチャイズは、売上に連動したロイヤリティーを取られることが多いが、
    じゃんぼ總本店のフランチャイズは、ロイヤリティーが毎月固定制となっていることから、利益を増やしやすいという特徴がある。
  • 年収としては、550万円から1000万円程度を初年度から目指せる。
  • メニューは、たこ焼きのほか「お好み焼き選手権でチャンピオン」になった実績も持っているお好み焼きや、焼きそばなども看板商品となっている。
  • たこ焼き激戦区である大阪を中心に出店がされており、全国で100店舗を超える規模で運営がされている。

焼きたて屋

  • たこ焼きが看板メニューであり、定番メニューのほかに「カルボナーラたこ焼」などの期間限定の新メニューなども定期的に投入されている。
  • 「焼きたて屋」は、⻑野県を中⼼にしつつも、神奈川県・群馬県・静岡県・山梨県・栃木県・茨城県・宮城県・福島県・埼玉県・新潟県などで、合計70店舗を超える規模で運営がされているたこ焼・たい焼・お好み焼の持ち帰り専門店である。
  • 研修は、長野県で行われるため、別途交通費や宿泊費が必要となる。
  • 店舗費用としては、店舗工事・厨房機器・備品などが含まれた額となっており、物件取得費用などは含まれていない。
  • 開業後は、担当のスーパーバイザーから、定期的な訪問によって、店舗運営の指導や経営サポートを受けられる。
加盟金150万円
食材保証金100万円
ロイヤリティー売上の5%
研修費50万円
店舗費用400~1000万円

「たこ焼き屋」の独立・開業をするのに「最低限」必要な準備

  • ターゲットを明確にすること。
  • 開業予定地における競合の数や、価格・メニューなどの調査。
  • 小麦粉・調味料(塩、コショウ、醤油、マヨネーズなど)・油・タコ・ネギ・・キャベツ・かつお節・青海苔などの仕入れ先の確保。
  • たこ焼き機などの、必要な機材の調達。
    たこ焼きは一般的に単価が低い料理であるため、販売数が重要であるが、機材によって、大きく生産性が変わる。
    そのため、機材の選定には特に力を入れるべきだ。

<最後に>
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みや弱みを分析すれば、かなり見えてきます。
ぜひ記事を参考に、更に思考や議論を深めていってください。

※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。

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