レコードブックのフランチャイズ(FC)の独立・開業・起業情報を開業資金や収益サポート体制、口コミ・評判まで徹底解説!/株式会社インターネットインフィニティー

はじめに

レコードブック(record book)は15兆円の超巨大市場において機能訓練を中心とした「3時間のリハビリ型デイサービス」を提供する稀有な企業です。

少子高齢化の日本だからこそ介護領域は伸びるマーケットであり、かつ、社会的意義も高い事業領域となっています。

マーケットの有望性から、介護領域でのフランチャイズは大人気ですが、
業界未経験者からすると、介護業界は制約が多く、仕組みも複雑で、
「事業の立ち上げ方」など想像もつかないのが現状です。

この分析記事では、レコードブックの強み・弱み、市場動向について徹底的に解説していきます。

目次

商品・サービスの概要と仕組み、特徴

  • お客様の身体機能や、健康維持・回復・改善を目的に、運動プログラムを提案・実施していただくことで、
    お客様に、健康的に長く過ごせる手伝いをする事業。
  • 具体的には、お客様の出迎えから始まり、検温・血圧測定を行った後、ウォームアップを行い、休憩も挟みつつも、集団及び個別での運動を行うサービス。
  • 見送りまで行うことも特徴。

営業時間

午前9:00~12:00
午後13:45~1645

営業曜日

  • 原則は、月曜〜金曜日となっているため、土日の休みもしっかりと取ることができる。
  • 年末年始を除き祝日は営業となっており、毎週の土曜日も営業は可能。

レコードブックのの経営の強み・独立開業メリット

フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

上場企業が運営している

  • 「“健康寿命の延伸“国内No.1企業」を目指す、株式会社インターネットインフィニティーが運営。
  • 介護事業者は多くあるが、レコードブックのように上場企業が運営していることは珍しい。
  • 事業開発力に長けており、レコードブック以外にも多くの事業を運営している。
    介護事業者は業界的に、webに弱い事が多いが、同社はwebにも強みを持っており、他にも他にも介護関連事業を展開。
    例えば、介護保険制度のキーマンである(ケアプランの作成を行う)
    ケアマネジャーを支援するポータルサイトを古くから運営しており、シナジーが期待できる。

店舗数の拡大実績

  • 2018年には、店舗数が66店舗だったが、その後、順調に全国に店舗が増えており、直近は約220店舗まで拡大している。
  • 直近では既存加盟店による、増店が増えているのも特徴。
    既存店が、しっかりと収益を出していなければ加盟店も「増店」という意思決定は通常しないため、同社のフランチャイズの好調さを物語っている。
  • 店舗数は増加しているが、新規出店余地が大きく残っている事も大きな特徴である。
    そもそも顧客である高齢者自体の母数が増えており、市場全体が成長していることに加えて、出店エリアとして、白地エリアが多く残されている。
    需要の成長に対して、供給側の施設数は、まだ足りていない状況。
  • 2025年までに、店舗数を約400店舗まで増やし、利用者数約30,000人まで成長させる計画である。

競合企業の少ない市場戦略を選定

  • 介護業界では、介護の必要性レベルをランク分けしている。
    介護保険の要介護認定を申請することで決定をされる。
  • 要介護度は合計8段階に分類されており、数字が大きくなるほど、介護の必要性が高いという判断をされる。
  • 介護業界の中でも、事業者が多く、競争が激しくなってしまっているのが、要介護の区分が主に2~5以降のゾーンである。
    社会福祉法人や、有料老人ホーム、大手介護事業者のデイサービスなどの競合がひしめいており、レッドオーシャン。
  • 一方で、レコードブックがメインターゲットとしているのは、要介護の区分が1~2程度の比較的、健康である層である。
  • レコードブックのビジネスモデルである「リハビリ型デイサービス」の顧客ゾーンである、
    要支援〜要介護2は、要介護認定者全体の約65%のボリュームであり、
    介護事業者と比べてまだまだ需要に対する店舗数が少なく伸び代は大きい。
  • 2015年には約405万人だった軽度介護者が2025年には約507万人と、この10年だけでも25%も増加する見込みである。

無資格、未経験でも事業ができる市場

  • 要介護区分が1~2程度は具体的には、日常生活は自身で行えたり、
    身体が悪くても、筋力が足りないことにより、立ち上がりが不安定になってしまっている程度の状態を指す。
  • そのため、介護業界の顧客ゾーンとしては、介護の必要度合いが極めて低い層である。
  • ゆえに「業界未経験」「無資格」の加盟検討者・企業にとっても、参入が可能な市場といえる。
  • ドミナント戦略を行い、店舗数の拡大ができた理由も、市場選定を適切に行えたからである。
    具体例としては、関東だけでも130店舗以上展開をしている。
  • ドミナント戦略を行えた結果、ブランディングが強化され、新規顧客の獲得効率が良くなり、
    累計顧客数が上がることで、顧客データの蓄積及び、分析も着実に進められるようになっている。

市場戦略から生まれる事業の拡張性の高さ

  • 介護事業を運営する際に大きな課題になるのが「採用」である。
  • 介護事業を運営するには、一般的に有資格の従業員を必要とすることが多いが、
    有資格の求職者の母数は小さく、優秀な人材の採用単価は高い。
  • 実店舗型ビジネスの売上規模の拡張における王道戦略は「店舗数の拡張」であるが、
    一般的な介護事業者が、店舗数の拡大を戦略として選択しづらいのは、
    「店舗施設の箱だけ拡大しても、働く従業員を確保できない」という日本の労働市場における構造的課題にある。
  • しかし、レコードブックのフランチャイズの場合は「運動型リハビリデイサービス」という事業特性上、従業員が行う業務は運動の指導である事が多い。
    そのため、採用ターゲットにおける裾野が広く、採用単価としても極めて低く済むのが特徴である。
  • 事業運営において看護師等資格が必要な面もあるが、労働環境が比較的良いため、求職者からの人気もあり、採用難易度は抑えることができている。
    「運動型リハビリデイサービス」の場合は、顧客層が要介護区分として低いのもあり、内服、処置、緊急時対応は比較的、稀であるからだ。
  • 以上のことから、採用人数の拡張に対する課題感が、一般的な介護事業者に比べて低いため、
    「複数店の運営が可能なビジネスモデル」になっており、事業としての拡張性が高いのがレコードブックのフランチャイズの強さの一つである。

店舗デザインと、接客力の高さ

  • レコードブック(record book)は赤をベースとした店舗デザインになっており、フィットネスクラブやダンススタジオのような内外装になっており、介護度が低く「初めての介護経験」になるような顧客層に受け入れられやすい設計がされている。
  • 当然、見た目の良さだけではなく、安全性にもこだわり設計がされている。
  • 明るく、お客さまへの敬意のある、礼儀正しいスタッフがサービスをする事で、顧客満足度を上げている。
  • 接客力を高い水準で提供できるのは、一人一人に合わせて目標を設定する個別対話型プログラムの導入をおこなっているから。
  • ティータイム等を作り、積極的にコミュニケーションの機会を作っている点も特徴。

ビジネスモデルの秀逸性

  • 自己負担額が小さく、接客レベルが高いことで、継続率も高くなり、
    ストック型のビジネスモデルになっており、開業後、時間の経過と共に収益性が上がっていくようになっている。
  • 従業員と、お客様とのコミュニケーションだけではなく、お客さま同士でのコミュニケーションが生まれている事も、高い継続率に寄与している。
  • 送迎があるので、商圏を広く持つことができる。
  • 自己負担分の支払いに関しては、利用顧客から受け取るが、
    行政含む国民健康保険連合会等から介護報酬を回収するため、リスクが少ない。

レコードブックの事業機会【15兆円の超巨大市場】

  • 介護・デイサービスの市場機会は、言うまでもなく「少子高齢化」
  • 少子高齢化は国内の殆どの業界で「事業脅威」と判断されていますが、
    介護市場においては真逆で、今後日本国内で成長が期待される数少ない市場である。
  • 2007年には6.4兆円程度とされていた所から、2025年には15兆円の超巨大市場へ成長するとされている。
    国民の約5人に1人が75歳以上になると推計されていることが背景としてある。
  • 社会保障費用は増加の一途を辿っており、健康寿命を伸ばすことによる社会保障費の増大に歯止めをかける事ができる。
  • 健康寿命と平均寿命の差が約10年あるのが、日本の大きな課題。
    単純に平均寿命が伸びるだけでは、必ずしも高齢者の人生における満足度向上には繋がらない。
    平均寿命を長くすることに合わせて「健康寿命」を伸ばす事が求められている。
  • ゆえに、健康寿命の伸長に寄与しうるレコードブック(record book)のフランチャイズのような事業が特に注目されている。
  • コロナの影響によって、一時レコードブックの利用者数が減少したが、
    運動習慣の重要性からも、既に「過去最高の利用者数」へと回復をしている。
    この事からも、レコードブックを取り巻く事業環境は一過性のトレンドではなく、本質的な根強いニーズがある。

レコードブックの弱み・事業課題、デメリット

制度・介護報酬の改定

  • 同社固有の課題ではないが、事業特性上、定期的に行われる介護報酬制度と、介護報酬の改定により業績が下がる可能性がある。
  • そのため、レコードブック(record book)では積極的に介護保険外サービスの提供を行うことで、リスクヘッジ、及び収益性の改善に動いている。

競合の出現

  • レコードブックは、業界において、トップクラスの事業を運営しており拡大をしているが、店舗単位での参入障壁自体は必ずしも高いとは言えないため、競合の参入が加速する可能性がある。
  • しかし、レコードブックはwebと実店舗の両方の経営に強いという特徴を有しており、
    200店舗を超える店舗運営の中で蓄積してきたノウハウやデータ分析を通じて差別化をしており、この強みの模倣困難性は高い。

レコードブックの収支モデルの目安、収益(利益)事例

収支モデルの目安・収益事例

月間売上:4,000,000円 ※稼働率90~95%

月間営業利益:1,000,000円

年間売上高:48,000,000円

年間営業利益:12,000,000円 ※営業利益率25%
https://www.recordbook.jp

開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額

初期費用

契約時必要資金

382万円(法人)

297万円(個人)

内訳:審査料、開発企画料、加盟金、研修費、事業所解説支援金

その他の諸経費

45.5万円(法人、個人)

内訳:広告販促関連費用、通信環境設備費、システム初期設定・操作指導費

内装工事等(物件等により変動)

約600万円(法人)

月額費用

ロイヤリティ

変動 売上の6%(法人)

変動 売上の8%(個人)※分割払い完了後は6%になる。

その他月額費用

約5.5万円(法人、個人)

内訳:システム利用料、事務手数料、広告分担金、ネットワーク機器利用料約

初期費用分割金

約1.4万円(個人)※オープンより5年間の支払い

工事費用分割金

約10万円(個人)※オープンより5年間の支払い。分割払い完了後はオーナーへ所有権が移転。

契約期間

オープンより5年間

開業前のサポート・フォロー

  • 開業エリア分析
    独自のエリア分析によって、勝率の高いエリア調査と提案をしてくれる。
  • 採用支援と育成
    過去の店舗運営ノウハウをもとに、採用と育成をサポートしてくれる。
  • 新規顧客支援
    稼働率95%達成のために、ノウハウを共有してくれる。

開業後のサポート・フォロー

  • スーパーバイザーとして、レコードブック直営店で所長経験のある人材から支援を受けられる。
  • 介護事業に必要になる介護給付費の代行をしてくれる。

フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価

フランチャイズ加盟オーナーからの評判・口コミ・評価

加盟を決めた決定打は、事業の将来性。
ただの小規模事業者として終わる気はありません。
既存店も改善余地はまだ残ってはいますが、新規店舗もどんどん出していくつもりです。

とにかく社会的意義の大きさにやりがいを感じます。

未経験から始めましたが、初出店した店舗の成功ができたので、店舗数の拡大に向け準備中です。

利用者からの評判・口コミ・評価

通い始めてから、もう5年目ですが、すごく楽しく過ごせています。
最初は不安でいっぱいでしたが、友人もできて生きがいを感じられるようになりました。

スタッフの方の一挙手一投足に、お客さんへの敬意を感じます。

親身になって指導を下さるスタッフの方々によって、諦め癖のついている自分も続けられています。

元気がいいですね!
いい意味で介護施設らしくないのが良いです。

コーチの方が多くて、安心感があります。

※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。

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