からあげ金と銀の強み・独立開業メリット
短期間で店舗数を大きく伸ばした実績
からあげ金と銀では、フランチャイズの募集を始めてから、わずか1年半で60店舗もの出店を行いました。
わずか18ヶ月で60店舗の出店をしたということは、月に3~4店舗程度を出店している計算になりますので、ほぼ毎週1店舗の新店舗が作られている計算になります。
直近でも出店は進んでおり、既に75店舗の運営となっています。
やはり、フランチャイズを検討する際は、この出店ペースは必ず見るべき指標の一つとなっており、このペースに本部の経営の順調さが出るものです。
フランチャイズ業界全体で見ても、このペースで店舗数を拡大しているブランドは珍しいです。
注文後に作るので、出来立てを提供できる
唐揚げ専門店の中には「出来上がった唐揚げを作り置きしておいて、注文に応じて包んで渡すだけ」という店舗も多くあります。
しかし、それでは唐揚げはビチョビチョで正直、美味しいとは言い難いです。
からあげ金と銀の場合は「オーダーをもらってから唐揚げを作る」というオペレーションにしているため、常に一番美味しい状態で唐揚げを提供することができます。
ここまで味にこだわっている唐揚げ店は珍しいです。
市場が盛り上がっている
周知の事実として、コロナの影響により多くの飲食店が業績低迷や、閉店・廃業・倒産に追い込まれています。
しかし、唐揚げをはじめとしたテイクアウト型の飲食ビジネスは逆に拡大をしており、同社のビジネスモデルは非常に良いポジションで事業を行なってと言えるでしょう。
テイクアウトという事しか強みがなければ、コロナが落ち着いたら事業を運営することが難しくなるかもしれませんが、からあげ金と銀は「唐揚げ」という普遍の大人気商材であることからも継続的な市場があると推察されます。
少額の投資で開業できる事業モデルで、投資回収が早い
小さなスペースで開業できるので、初期投資がとにかく小さいことが特徴です。
物件によっては2名体制で運営をする必要がある店舗もありますが、1人でも運営が可能な事業になっています。
初期投資額が小さいのもあり、投資回収期間が短いのも大きなメリットです。
初期費用の低さが、短期間で店舗数を大きく伸ばせた理由となっています。
人件費が低い
1人でも店舗運営ができる事業モデルなので、人を雇わないで運営をすることができる。
人を雇う場合でも非常に簡単なオペレーションが磨き込まれていいるので、固定費として大きくのしかかる正社員を雇う必要はありません。
アルバイトの採用だけでも回るので、人件費は安い商売です。
年間通じてニーズがある
唐揚げのニーズは1年間通じて安定的にあります。
そのため、事業が安定しやすいという特徴があります。
飲食店は繁忙期と閑散期が、ハッキリと分かれていることが多いので、意外とフランチャイズで開業できるタイミングがそんなに多くないのも特徴です。
しかし、唐揚げ専門店であれば、年間通じて安定した集客が可能であるため、独立開業や、新規事業としても採用をしやすいでしょう。
数々の受賞実績に裏付けされた商品力の高さ
「とりからグランプリ」で優勝した実績もありますし、
「からあげグランプリ」での金賞はなんと4回も取っています。
トッピングの味も複数用意されており、リピーターが増えやすくなるための工夫もあります。
また、手羽先まで用意されている、というのも唐揚げ専門店としては珍しいです。
4つで約200グラムの量になっており、このボリューム感というのも同社の人気の理由となっています。
原価が安い
グランプリの受賞を支えてきた、大人気のタレの仕入れが安く行うことができます。
全国の百貨店で販売実績がある
松坂屋、近鉄百貨店、阪神百貨店、阪急百貨店などの名だたる百貨店での販売実績があることも特徴の一つです。
百貨店での販売が定期的にあるので、認知度の更なる向上にも寄与しています。
からあげ金と銀の弱み・デメリット
作り置きの店舗と比較すると、提供速度が遅い
からあげ金と銀では、注文をもらってから、下ごしらえをして、揚げる作業を行い、袋に入れて、お客様にお渡しするので、どうしても提供する時間がかかってしまいます。
混雑状況にもよりますが、約7分以上かかる場合もあります。
「出来立ての美味しい状態で唐揚げを提供できる」という強みを出すためには避けられないデメリットと言えるでしょう。
しかし「事前に電話予約を受ける」という施策を推進することで、お客さまがいらしてから直ぐに商品を渡すことも可能です。
特にリピーターが増えやすい業態なので、事業の運営開始から時間の経過と共に顧客満足度も上がってくるモデルになっています。
居抜き物件が見つかるかどうか確証はない
からあげ金と銀のフランチャイズは、開業費用が非常に低いことが有名であるが、居抜き物件を使えば、更に開業費用を抑えることができます。
しかし、居抜き物件が見つかるかどうかは運の要素もあるため、希望するエリアで、
開業したいタイミングで、最適な物件が見つからない可能性があります。
居抜き物件を探すのはノウハウが必要で、常に開業を希望するエリアにおいて、閉店する店が出ないかをチェックする必要があります。
インターネットで確認をする方法もありますが、ネットでも100%出ているわけではないので、常に自分や知人経由でアンテナを張り巡らせチェックをすることが大切です。
インターネットなどで掲載されている居抜き物件もありますが、掲載しているということは、自然には埋まらない物件とも言えるためネットに掲載されている物件は成功するのが難しい物件である可能性があります。
不動産屋と友好的な関係性を構築しておくことも重要で、良い物件が出た際に連絡をもらえるような状況を作り出すことが求められています。
出店エリアを間違えると成功率が下がる
からあげ金と銀のフランチャイズ固有の弱みなどではありませんが、出店エリアの見極めの段階で間違っていると成功率が下がります。
そのため、自分の足を使って、実際に出店を検討しているエリアで通行数や客層(年齢・職業)などを、しっかりと一定期間調査することが求められます。
一般的に角地などは集客力が高くなる傾向があるが、人気であるため、物件が求めるタイミングでは出ないこともあるため、常にチェックをしておく必要があります。
また、近隣施設などのリサーチも重要な観点で、直接的な同業他社はもちろんのこと、間接的な競合の存在などにも目を光らせる必要があります。
具体的には、スーパーなどの惣菜売り場などは近年店内調理などを訴求する企業も増えているため、そこで唐揚げが売られている場合などは競合となり得る可能性があります。
しかし、実際にその商品を食べてみたときに、品質面で上回っている場合は、逆に競合の近くに出店をすることで、その施設の集客力を生かして自社の顧客とすることもできるメリットもあります。
複数店舗を展開した結果、既存店の売上・利益が落ちるリスクがある
からあげ金と銀のフランチャイズは、複数店舗運営に向いている業態です。
店舗数を増やすことによって、全体での売上・利益の規模を拡大することが可能となっています。
しかし、複数店舗運営を進め過ぎた結果、1店舗あたりのマネジメントが雑になり、
商品力の低下や、退職率の上昇などによって、1店舗あたりの売上・利益が落ちるリスクがあります。
これらの失敗リスクを回避するためには、自身の腹心となるマネジメント人材の採用・育成がポイントとなってきます。
また、店舗のマネジメントコストは、店舗数に応じて純増をするものではなく、エリアなどによっても異なる。
既存店の近くに出店を行う場合は、むしろ従業員の共有化などを進められるため、プラスに機能することもあります。
しかし、あまりにも近くに出店をしてしまうと、逆に既存店の売上を毀損する(顧客の奪い合いを自社内で起こしてしまう)リスクもあるため、あえて離れたエリアで複数店舗を運営することも経営の選択肢となります。
短期間で複数店舗を展開すると、参入を検討する競合に対する牽制につながり、長期的な利益を積めることにも繋がりますが、オーナーの運営経験が浅いまま店舗数を増やしてしまうと、結局失敗してしまう事もあるため、タイミングが重要です。
からあげ金と銀のフランチャイズの開業資金総額、開業費用総額
- からあげ金と銀のフランチャイズの開業資金総額は、居抜き物件ではない場合、概ね400万円程度とされている。
- しかし、全額を自分で用意する必要はなく、日本政策金融公庫などを活用することで資金の用意を行える。
- 内訳としては基本的には、加盟金・物件取得費・内外装設備費・什器備品費がかかる。
- 物件取得費用は物件によって大きく変わる部分ではあるが「からあげ金と銀」では、
10坪程度あれば開業できるとされているため、小スペースでの独立ができる。
そのため、10坪であれば、坪単価1万円として10万円が家賃とな理、不動産の仲介手数料や補償金を含めても月に50万円程度で物件を用意することも可能だ。 - 唐揚げ店は、内装はシンプルとなっているため、内装費用が低く済むのがメリットである。
- 基本的な設備としては、業務用の冷蔵庫、冷凍ストッカー、ガスフライヤー、作業台などがあれば済むため、設備費も比較的飲食業界の中で軽めである。
中古か新品かによっても価格は異なるが、実際に相場を調べてみたところ、概ね30万円〜60万円程度で揃えることができる。 - 加盟金は、研修費が含まれて「80万円」となっており、業界内でも最安値の部類となっている。
- 居抜き物件を使えば、さらに安く開業をすることができる。
からあげ金と銀のロイヤリティー
- 加盟金が小さく、ロイヤリティも月々わずか3万円の固定となっている。
- 頑張って売上を増やしたら増やしただけ、オーナーの年収の額を増やすこともできるので、やりがいを持って仕事をすることができるシステムになっている。
からあげ金と銀の収支モデル(1ヶ月)
売上:200万円
仕入原価:55万円
人件費:12万円
家賃:10万円
光熱費:4万円
その他:2万円
ロイヤリティー:3万円
営業利益:114万円
からあげ金と銀の、口コミ・評判
若い店主の方が2名でお店を回しており、とにかく丁寧な接客が印象的でした。また利用したいと思います。
とにかく柔らかくてジューシーな、お肉でびっくりしました!外はカリッと、中はジュワーと、肉汁が溢れ出してすごかったです!!
唐揚げはもちろんですが、お弁当のご飯も美味しかったです
トッピングが、おろしポン酢、地理ソース、明太子マヨネーズなどたくさんあったので、また行く際にチャレンジしたいと思います!リピート決定。
1つでも、かなり大きいので満足度が高いです
開業までの流れ
・面談
・店舗試食会
店舗でからあげを試食することができ、その際に厨房や内装の様子を確認させてもらえます。
・個別面談
出店エリア、収益モデルなどの詳細情報を共有してもらえます。
・契約
フランチャイズは、悪質な営業をする会社も多くありますが、同社ではそのような強引な勧誘をしないことで知られています。
・開業
代表者名
小栗敏弥
住所
大阪府大阪市東淀川区豊里2-7-13
※各種情報は調査時点のものです。一部企業の公式ホームページからの情報を元に作成していますが、独自の調査による分析も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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