日本ペットシッターサービスのフランチャイズ(FC)の独立・開業・起業情報を開業資金や収益サポート体制、口コミ・評判まで徹底解説!

はじめに

動物が好きだから、それを仕事にしたい」と思う人は多いです。
しかし、すぐに思い浮かぶような「ペットショップの独立・開業」は非常に難易度の高い経営です。


ペットショップを、事業としてドライに表現をしてしまえば、
物件取得費もかかりますし、動物の仕入れは単価も高いので、初期費用が高くなりますし、
商品としておける期間も短く、販売員を雇う必要があるため、運転資金等の総合的な資本力が必要な事業と言えます。

その点、ペットシッターであれば、仕入れや物件取得にかかる膨大な資本も必要ありません。
1人で無店舗型の開業及び、経営をすることが可能です。

この分析記事では、ペットシッター業界の大手フランチャイズである、日本ペットシッターサービスの強み・弱み、市場動向について徹底的に解説していきます。

目次

【日本ペットシッターサービス】の経営の強み・独立開業メリット

フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

やりがいがあり、高いモチベーションを維持しやすい

ペットシッターのフランチャイズで開業する人は、動物が好きな人が比較的多いです。
動物が好きな人にとっては、まさに夢の仕事で「癒しも得ながら報酬も得ることができる」ということが最大の特徴です。


もちろん仕事である以上、楽しいことばかりではないですが、ベースとして仕事の内容自体が好きであることは競争優位性になりえます。
イヤイヤ食べるためにやる仕事(ライスワーク)と、
一生をかけられるような(まさにライフワーク)「好きだからやっている仕事」では、格段にモチベーションが違います。
モチベーションを高く保つ理由が「好き」であれば、お客さまの気持ちも深く理解できますので、
結果として、それが提供サービスの品質にも繋がり、利益にも大きくつなげることができます。

無店舗で開業できる

ペット関連の事業として、ペットショップ、ペット用品店、ペットホテルなどを検討する人もいますが、
これらの事業は仕入れ・在庫・物件取得などがかかってくることから、初期費用として一定の資金力が必要な事業となっています。

ペットシッターのフランチャイズは、これらの事業と比較すると、リスクも少なく、少額で開始できるのがメリットでしょう。

350名を超えるペットシッターと、80万件以上の実績

株式会社日本ペットシッターサービスは、北海道から沖縄に至るまで全国126店舗を展開をしているペットシッターサービスの会社です。
現在、350名を超えるペットシッターが働いており、80万件以上の実績を有しています。
全国展開している強みを活かして、ペットシッター店同士が連携もすることが可能です。

利用シーンの広さ

飼い主が「ペットを預かってほしい」と考えるシーンは幅広いです。


旅行・出張・冠婚葬祭などの遠出をしてしまう時や、仕事が忙しいタイミング
病気で入院をしたり、怪我をした時にペットシッターのニーズが生まれます。

飼い主と、ペットの幸せの中間地点としての解決策

長期で家を空ける時に、「ペットだけを自宅に残し、留守番をさせる」というのは、なかなか難しく、
従来の解決法として、ペットホテルの利用が挙げられますが、ペットが狭いゲージに入れられて過ごすことを考えると、旅行自体を諦める飼い主も少なくありません。
預けられるペットの立場から見ても、ペットホテルだと、慣れない場所でストレスを抱えてしまったり、捨てられたと勘違いをしてしまったり、ペット同士で争いが起きたりと、辛い思いをしてしまうことが多々あります。

かといって、ペットと一緒に泊まれるホテルを探そうとしても、数は少ないですし、それでは飼い主の旅行先も制限されてしまいます。
特に海外への旅行や、出張などは非常に難しいです。

そこで、飼い主にとっての幸せと、ペットにとっての幸せの良い中間地点にあるのが「住み慣れた自宅で過ごせるペットシッター」なのです。

信頼のできるペットシッターと、安全の仕組み作り

ペットシッターの利用で、お客さまが心配になるのが、
「ペットを大切に扱ってくれるのか」
「ペットに何かあった場合の対応は大丈夫なのか」
「大切なものが置いてある、自宅に入れても問題のない人間なのか」
といったポイントです。

しかし、日本ペットシッターサービスのペットシッターは、身元もわかっており、何度も実践の研修をこなしたプロです。
信頼できる人物かどうかを、必ず顔合わせのタイミングで確認することができるので、心配も少なく済むのが、飼い主が依頼する時の安心感に繋がっています。

また、万が一の不測の事態の為に備えて、本部にいつでも相談できる体制になっており、
問題が起きた時の保険などの仕組みも充実しているため、お客さまにとっても、開業するオーナーにとっても安心できるようになっています。

未経験でも問題ない

日本ペットシッターサービスでは、350名を超えるペットシッターが業務を行っています。
そのため、研修実績なども多くノウハウを多く有しており、未経験でも活躍できるように、丁寧に指導をしてもらうことが可能です。

副業でも、法人でも運営できる

働き方としても、副業などのライトな形で関わり、経営をすることもできますし、本格的に法人として経営をすることも可能です。

集客力の高さ

日本ペットシッターサービスは、オンライン・オフラインの両面から、集客の施策を打っており、高い案件獲得能力を強みとして有しています。

Googleの検索で「ペットシッター」1位の実績

インターネット集客の一つとして、日本ペットシッターサービスはホームページの制作にも力を入れています。
その結果、ペットシッター事業を行う上で重要な検索キーワードで多数、Googleの上位表示を実現しています。

ペットシッター」と検索しても1位を獲得していますし、「ペット シッター 京都」などの地域の条件を含めて検索をしても1ページ目の上位表示を実現しています。
※調査時点での実績ですので、気になる方は実際に検索してみましょう。

大手企業の福利厚生サービスになっている

日本ペットシッターサービスは、複数の提携先を持つことで、顧客獲得を本部が実施してくれる仕組みになっています。
例えば、大企業の「福利厚生サービス」としても採用をされているため、ホームページ以外にも多様な案件獲得力を有しています。

ブランド力の高さ

単純にサイトに閲覧数を集めるだけであれば、お金をかければ一定の水準まで行えますが、収益を生むためには「実際に依頼をしてもらえるかどうか」が大切です。
日本ペットシッターサービスは平成11年に設立をされている会社であり、ペットシッター業務に対しても長い実績があります。
NHKをはじめとする様々な権威性のある放送局や、新聞・雑誌などの取材実績も有しています。

家族のようなペットを預ける際は、単純な料金の安さだけではなく、このような実績面も重視されます。
日本ペットシッターサービスのフランチャイズに加盟をすると、ペットシッターとして個人で独立・開業する際は、なかなか難しい「信頼」を得ることができます。

【日本ペットシッターサービス】の弱み・事業課題、デメリット

全てのペットのカテゴリで、サービスを網羅できるわけではない

日本のペット市場に関しては、主役は犬と猫となっていますが、それ以外もペットとして買っている愛好家がいます。

しかし、水槽で飼っているペットの場合、水槽の掃除や水の入れ替えなどは技術的な課題があり、基本的には受けつけていません。
一部の店舗では受け付けている者の、爬虫類などのペットは、そもそもサービス対象外となっています。

実務経験が半年以上必要である

動物の愛護及び管理に関する法律の改正によって、ペットシッター業を行う為には半年以上の実務経験が必要になりました。
そのため、実際に稼ぎ始めるまでに一定の時間が必要であることにはあらかじめ留意をしなければなりません。

これは法律の改正による影響なので、他社でも同じ状況であり、同社の固有の弱みではありません。

【日本ペットシッターサービス】の事業機会(メリット)・市場特性

ペット産業の市場規模

日本におけるペット産業は1998年以降成長を続けており、2019年度の市場規模は1兆5705億円で、2020年は1兆6242億円と見込まれています。
元々、ペット関連は成長産業でしたが、コロナの影響で家の中で過ごす時間が増えたことで、生活に癒し・安らぎを求める人が増えたことから更にペットを飼い始める人が増えました。

具体的には、日本で飼われている犬は710万6千頭、猫は894万6千頭と発表されており、全世帯の20~30%にあたる家庭はペットを飼っている計算になります。(一般社団法人 ペットフード協会による全国犬猫飼育実態調査)

ペットシッターの市場規模

世界のペットシッター市場は2021年〜2027年の期間において、8.7%以上の成長率で拡大していくと予想されています。
その結果2027年までには日本円ベースでペットシッター市場は「7200億円を超える規模まで成長するとされています。

景気の変動を受けずらい

犬や猫の平均寿命は種類にもより大幅に違いますが、14歳前後であることが多く、やはり人間と比較すると寿命は短いです。

しかし、一方で子供と同じく、家族として大切にされることが多く、ペット関連の支出に関しては高価格の商品であっても予算を惜しまない傾向にあります。
そのため安売りの必要性が他の市場と比較して低く、景気が変動しても安定した市場規模が見込めます。

登録制の職業であり、参入障壁がある

「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律」が平成18年から施行され、
ペットシッターは登録制の職業となり、各地方自治体に登録や、動物取扱責任者の選任が必要となりました。
そのため、誰でもできるビジネスではなく、独立・開業をする際の参入障壁がある市場です。
これらの背景から、日本ペットシッターサービスは全店舗で、各自治体に「動物取扱業」という登録をしており、登録番号を付与された正式なペットシッターです。

そもそもペットシッター業務は、法律とは別にして「飼い主が不在の際に、自宅に入る」という仕事の特性があることからも、ブランド力の高さが必要であり、参入障壁としては非常に高いマーケットなのです。

収支モデルの目安、収益(利益)事例

オーナー(店長)の月給(給料)・年収/収入の目安

副業として関わることもでき、基本的には稼働件数によって、報酬が大きく変動をします。
年収ベースで、約700万円~1,000万円を目指せる余地があります。

開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額

加盟契約金

プランとしては、二つ用意がされており、60万円台から、100万円前半と、フランチャイズとしては安価な加盟金の設定となっています。
この契約金には、加盟金だけでなく研修費や備品費、集客のためのホームページ制作費等の費用が含まれて、この価格設定になっています。

Aプラン 660,000円(消費税込)
Bプラン 1,155,000円(消費税込)

開業後の固定費

独立・開業してからの固定費は、広告協賛金・商標使用料として月に、19,800円を支払います。
しかし、研修期間中は支払う必要がありません。

また少額ではありますが、ペットシッター賠償責任保険料として、月に1,650円~3,300円かかります。
こちらも、研修期間中は支払う必要がありません。

開業前・開業後のサポートやフォロー(研修支援など)

開業前には、2回のマニュアル研修や、実際に、飼い主のお宅に訪問して実施をする実務研修があります。
ペットシッターとしての、技術や接客だけではなく、集客や・営業面での指導もあります。

また、開業後も、本部に24時間相談がいつでも可能なサポート体制があるので安心です。

加盟の不安や、失敗トラブル(閉店/廃業等)の要因と対策

確実に儲かるフランチャイズはないですが開業前から、失敗のポイントを理解し、成功率を上げる工夫をすることが大切です。

ペットシッターは仕事の特性上、不慮の事故等のトラブルが一定の確率では起きてしまうリスクがあります。
お客様の自宅に入る仕事のため、鍵を紛失してしまったり、家具を壊したり、
散歩中に通行人や、他人のペットを怪我させたりなど、トラブルや、失敗する可能性のあるリスクを挙げればキリがありません。

万が一の際の保証がある

このような失敗に対して、個人で対応をしようとすると、膨大なコストがかかってしまい、安心して経営をすることができません。
そのため、日本ペットシッターサービスでは、万が一の際の保証をするために、大手企業と業務提携を多数結んでおり、オリジナルの保険を完備しています。

これがフランチャイズ加盟の大きなメリットの一つでもありますし、
お客さまにとっても、大きなメリットになっています。

業務提携先

オリックス生命保険株式会社
メットライフ生命保険株式会社
株式会社産経デジタル
MS&ADグランアシスタンス株式会社(安心ダイヤル)
ペッツファースト株式会社
株式会社阪急ハロードッグ

フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価

オーナーからの評判・口コミ・評価

毎日大好きな動物と接することができて幸せ!人生で一番仕事に本気で取り組めています。

ペットシッターは悪質な業者もあるから、開業したばかりで、お客さんから信頼してもらえるか心配だったけど、ブランドを貸してもらえるので解決できました。

他の業態での開業も検討してましたが、やっぱりペットシッターが始めやすいですね。

お客さんからの評判・口コミ・評価

犬だけじゃなくて、猫もちゃんと対応してくれるんですね!
直接面倒を見てくれる人と顔合わせができるのが良いですね。

前に他の業者でトラブルがあって、利用を控えていましたが、保険もあるので安心して依頼ができました。ありがとうございました。また旅行の際は利用させていただきます。

前までは、旅行もいつも決まった、ペットも泊まれるところにしか行けなかったけど、安心して預けられるようになったので、旅行できる範囲が一気に広がりました!

【日本ペットシッターサービス】の会社概要

会社名

株式会社日本ペットシッターサービス

事業内容

ペットシッター業
日本ペットシッターサービス フランチャイズ事業
ペット用品の開発、および販売事業

設立年・創業時期

平成11年12月16日

本社・支社・事業所・製造所・所在地

本社所在地

〒180-0004
東京都 武蔵野市吉祥寺本町1丁目4-11-804号
ライオンズステーションプラザ吉祥寺ナインビル
TEL. 0422-23-7575
FAX. 0422-23-7577

分室所在地

〒569-0055
大阪府高槻市西冠2-11-6
TEL.072-628-9567

代表者氏名・代表取締役社長・経営者

高木 浩二

※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

お問い合わせ・コメント

コメントする

CAPTCHA

目次