赤からの経営の強み・独立開業メリット
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
「300店舗越え!」株式会社甲羅の経営力の高さと歴史
- 1969年12月に創業して以降、飲食業界特化で様々な業態にチャレンジをしてきており、飲食において深い知見を有している。
- 直近も約20もの飲食店ブランドを運営しており、飲食領域において深い知見を有している。
- 北海道から沖縄に至るまで、合計300を超える店舗数を運営している。
- 売上高では、100億超えであり、名古屋発祥の名企業である。
「赤から鍋」をはじめとした、商品力の高さ
- 「赤から鍋」と「鶏セセリ」が特に人気な商品となっている。
- 鍋である強みも活かし、トッピング等の注文によって客単価を上げることができる。
- 赤からというと、辛い鍋料理のイメージが強いが、味付けは辛味がない0番から、10番の激辛まで11段階で細かくオーダーをすることが可能である。
その為、辛いものを注文しずらいファミリー層からの人気も根強い。 - 特に女性やファミリー層からのニーズが高く、Instagramをはじめとして、各種SNSでも口コミが多く拡散されており、新規顧客来店に寄与している。
- また赤からは、名古屋発祥であることも起因して「味噌串カツ」「手羽先唐揚げ」などの名物も出しており人気商品となっている。
- 鍋の素などの物販もスーパー等の小売店人気であり、
そこから「店に直接食べに行きたい」という新規顧客の開拓に繋げている。
ブランド力の更なる向上に寄与させることができている。
「赤から」リピート率の高さの秘密
- 人間は辛いものを食べると、口の粘膜にある「トリップ・ブイワン」と呼ばれるセンサーが刺激されることで、脳内で強い快感を感じる物質が出る。
結果として赤からの独特の辛いメニューは、リピート率の向上に寄与している。 - 客単価は2,600円〜3,200円程度であり、比較的安価である事から、頻繁に通い易い額である事からも、
リピート率が高く、年間来店回数としても多くなるように設計されている。 - 「辛いもの」と「低価格」という2つのリピート率向上のための成長ドライバーを持っていることが、赤からの収益性を支えている。
居抜き物件を活用した開業
- 赤からは、居抜き物件での独立開業が多いフランチャイズであり、居抜きを活用することで開業コストを抑えている。
居抜きの場合であれば、安いと1000万円かからないで開業できるケースもある。 - 比較的大きな店舗の場合は40坪程度であり、マクロ環境にもよるが3000万円程度はかかる。
- 飲食店ビジネスは数千万から億単位での開業資金が必要となる場合が多いが、赤からのフランチャイズの場合は2000万円程度で済むケースが多いとされており、比較的小資本で開業できる事業である。
- 居抜き物件を活用することで開業費用を抑えており、
かつ、ロイヤリティも極めて低いことから、初期投資の回収が早いのが特徴。
そのため、複数店舗の経営も行うのに向いているフランチャイズである。 - 成功率の高い物件を見抜く本部の力が高いと定評である。
勝ちパターンの、店舗バリエーション
- 居抜き物件が推奨されている事から、店舗の開業バリエーションも幅広く、
雰囲気としてはレトロな店舗からモダンなタイプまで広く存在する。 - 居抜き物件が多い事から、既に飲食店を開業しており、業態を変えたいという法人ニーズも高いフランチャイズ本部である。
その場合は、内装はほとんど変更せずに「看板だけを変える」というケースもある。 - 大きく分けて、店舗は繁華街においてはテーブルにロースターがついていない「中焼き」タイプで、
ロードサイドでは、テーブルにロースターがついている「外焼き」タイプであることが多い。 - 「中焼き」タイプの場合は、名物の焼き物メニューをキッチンで焼いた後に提供する。
- 「外焼き」タイプの場合は、テーブルにロースターがついているため、お客様が自身で材料を焼いて食べる形式になっている。
ロイヤリティ・契約料金
フランチャイズ 加盟金 | 300万円 | 商標使用権・コンセプト・設備ノウハウ メニュー・オペレーションノウハウ・各種マニュアル 開業前研修(2名2週間以上)・開業支援 |
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預かり保証金 | 100万円 | 預かり保証金 |
ロイヤリティ | 10万〜30万円※条件による | 看板利用料、店舗指導料を含む |
開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額
一部既存設備を利用した改装モデル 84坪 116席 ロードサイド店の場合
フランチャイズ加盟金(開業研修費、開業支援料 含む) | 3,000,000 |
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預かり保証金 | 1,000,000 |
内外装・看板工事等 | 10,000,000 |
厨房機器・厨房工事等 | 5,500,000 |
POSシステム | 2,400,000 |
什器・備品・消耗品 | 1,800,000 |
その他(開業前人件費等) | 2,000,000 |
合計 | 25,700,000 |
収支モデルの目安、収益(利益)事例
売上:9,000,000円
原価 (売上対比:28.0%) | 2,520,000 |
人件費 (売上対比:27.5%) | 2,475,000 |
諸経費 (売上対比:11.4%) | 1,026,000 |
賃料 (売上対比:9.4%) | 850,000 |
減価償却費 (売上対比:3.9%) | 349,000 |
金利 (売上対比:0.5%) | 49,000 |
リース料 (売上対比:0.6%) | 52,000 |
ロイヤリティ (売上対比:2.2%) | 200,000 |
システム利用料、他 (売上対比:0.3%) | 30,000 |
経常利益 (売上対比:16.2%) | 1,449,000 |
収支の平均実績例
4店舗全店で、FL比率 50%台 高効率、高収益を達成
53坪78席 (中焼き) | 55坪75席 (中焼き) | 56坪94席 (外焼き) | 112坪112席 (外焼き) | |
---|---|---|---|---|
平均売上高 | 10,135,000円 | 9,188,000円 | 12,015,000円 | 6,515,000円 |
平均客数 | 3,373名 | 3,633名 | 4,144名 | 2,187名 |
平均客単価 | 3,005円 | 2,529円 | 2,899円 | 2,979円 |
原価率 | 25.4% | 25.4% | 25.7% | 28.4% |
人件費率 | 27.9% | 28.5% | 30.8% | 27.5% |
FL比率 | 53.3% | 53.9% | 56.5% | 55.9% |
フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価
こちらの店舗は、大きな交差点のすぐ近く。
進入路が限定されるので、角地の飲食店は流行らないと言われますが、平日にも関わらず、満席でした。
他の赤から店舗を知らないので比較はできませんが、座敷はしっかり仕切られているので、他のお客さんが気になりづらいのは有難い。
また、利用します。ご馳走様でした
昔から家族で行っていた、思い出の名古屋の自慢の鍋屋さん。
いまや全国ブランドになったのが、なんか感慨深い。
夏でも意外と繁盛している。
汗をかいてスッキリしたいお客さんが多いのかな。
店内は、ちゃんとクーラーが効いていたので快適でした。
鍋の美味しさはもはや言うまでもないんだけど、唐揚げとか他のメニューもかなりレベルが高い。
若い社会人を中心に30人くらいのお客さん。
赤からはやっぱり鍋だよね。
ランチで行くことも多く、昼は1人前で食べます。
4種類の鍋があって、11段階の辛さを選べるのが魅力。
鍋だから、提供は結構遅いのかな、と思いきや、ものすごく早い。
安いし通いやすくていいよね。
お通しはポテトサラダだった。
チーズ入り卵焼きは、赤かららしく、辛味成分が入っていた。
これは新鮮で美味しいね。
で、名物の赤から担々鍋。
牛ホルモンに、ニラ、豆腐、豚バラ、もやし、コーチン入りつくね、
甘辛い味つけは絶品。。
昼休みに、同期のみんなでランチ。
日替わり定食はアジフライ、コロッケ、唐揚げとボリューム満点だった。
赤辛鍋以外のメニューも普通にめっちゃ美味しんだよね。
赤から鍋美味しすぎる。。
あれを家で再現しようと思ってもできないんだよね。
焼肉もめっちゃ安いしめっちゃ美味しくて感動。
会社概要
会社名
株式会社甲羅
所在地
【豊橋本社】愛知県豊橋市東脇三丁目1-7
【関東事務所】東京都港区新橋3-3-14 田村町ビル9階
創業
1969年12月
資本金
5,000万円
代表者氏名・代表取締役社長・経営者
代表取締役社長 鈴木雅貴
従業員数
2,824名(社員:362名 PA:2,462名)(2022年3月末時点)
売上高
110億(2022年3月期)
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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