魚丼の経営の強み・独立開業メリット
フランチャイズ等で独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
フランチャイズではなく「のれん分け」
- 魚丼は一般的なフランチャイズとは違い「のれん分け」の形態をとっている。
- 「のれん分け」ゆえに、売上に対してかかるロイヤリティなどは無く、のれん代がわずか月3.5万からで運営を行う事ができる。
- のれん代が低いことからも、日々の経営改善が自身の取り分に反映がしやすく、高いモチベーションで事業に取り組むことができる。
ビジネスモデル
- テイクアウトが基本の店舗となっており、出前館や、UberEatsなどと連携する事で、デリバリーにも対応をしている。
- 店内飲食ではないため、軽減税率の対象となり、8%の税率で売ることができる。
そのため、価格競争力がある。 - 幅広い商材カテゴリを網羅しており、「ランチ」「晩酌」「お祝い」など、広いニーズを満たすことができる。
- 競合他社の海鮮丼ぶりのテイクアウト専門店は「ただご飯に海鮮を乗せるだけ」という商品になっているが、
魚丼の場合は、あえて「炙り」「漬け」などのひと手間を加える事で、競合よりも客単価を上げる設計がされている。
商材カテゴリの広さ
- 170万種類以上の、膨大な商品があり、消費者の幅広いニーズを満たせる商品を用意している。
- 一方で、オペレーションは非常にシンプルでり、製造指示が出るシステムによるフォローもあるため、
商品製造において職人の雇用は必要なく、アルバイトやパートでも問題なく回す事ができる。 - メニューが多いため、顧客の飽きが来ることもなく、長期に渡り、高頻度での利用を促すことができる。
- 価格帯としては「ロープライス丼」であれば500円台から売っており、
上位の「ゴージャス丼」であっても、1000円以内に収まるため、全体としては格安価格で海鮮丼を提供している。
一方で、同業の競合他社とは違い、2000円近くの高価格帯の商品まで置いている事が魚丼の特徴である。 - 「グレート丼」と呼ばれるフタが閉まらないくらいの重量のSNSでアップされやすいようなインパクトのある商品まで取り揃えている。
ex) 山盛りネギトロは1kgの丼で、山盛りサーモンは70切れ丼。 - 「晩酌盛り」やおつまみも販売をしており、ランチ需要だけではなく、夜の売上のフックになる商材も用意がある。
- 「寿司ケーキ」や「手巻きセット」なども提供をしており、誕生日などのお祝い需要の取り込みも行える商材設計となっている。
- システムによって、地域によって異なるニーズも分析できるため、新商品開発などに活かすこともできる。
未経験で開業ができる
- 寿司などの海鮮業態とは違い、基本的には「海鮮を米に乗せる」というシンプルなオペレーションであるため、人件費が高く、採用難易度も高い職人の採用は必要ない。
- 飲食業界未経験者であっても、2週間という短期間で学べる動画テキストが用意されている。
- フランチャイズなどは、紙ベースでのマニュアルを渡される事があるが、正直紙のマニュアルだと理解ができないし、
対面だけであると遠慮をしてしまい、質問がしきれないこともある。
しかし、動画によるマニュアルが用意されていると、非常に伝わりやすく、内容が伝わりやすいため定着が早くなる。
自由度が高い
- 魚丼では屋号に「魚丼屋」という文言を入れれば良いので、
こだわりの店名にすることもできるだけではなく、ロゴデザインも自由に設計ができる。 - 営業時間や、休日の設定も、オーナーの生活に合わせて、自由にできるため、
一般的なフランチャイズと比較すると、プライベートを充実させることが可能。 - 新規メニューの作成についても自由に行うことができるので、オーナーの意向に合わせて、自由な店作りができるため、愛着を持ちやすい。
- フランチャイズでは、仕入れ先を本部の指定にする事で、利幅を乗せる事が多い。
しかし、魚丼の場合は仕入れ先の紹介は行ってくれる一方で、強制力は特に無く、自由な仕入れ先にすることができる。 - 包装資材や調味料などを割引価格で売ってもらえるwebシステムも用意がある。
一般的には開業したばかりの信用力の低い事業者は、都度払いの必要があるが、掛け売りで構わないというのがメリットである。
魚丼の弱み・事業課題、デメリット
- 内装業者などは、地域によって紹介がしてもらえないことがある。
- 本部からアドバイスをもらうことはできるが、物件自体は自分で見つける必要がある。
開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額
物件取得費は物件によって変わる部分だが、魚丼の場合は5坪からで開業ができるので、
初期コストは500万円以下に抑えることも可能。
加盟金:99万円
補償金(解約時に返金):6万円
研修日よう(1名):14万円
月額のれん代(固定):3万5千円
フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価
フランチャイズ加盟オーナーからの評判・口コミ・評価
加盟を決めたのは、社長のお人柄も大きいです。
開業にあたり、かなりの数のフランチャイズなどを比較検討しましたが、最終的な決め手は社長でした。
しつこく質問を重ねても、嫌な顔もせず、誠実にご対応をいただける方でした。
商売を始めたら、長く付き合うことになりますので、結局はそういったポイントが大切になると思います。
メニュー数の多さが決め手です。
「テイクアウト×丼」というビジネスモデルは他社でも展開をしていますが、オペレーションコストを下げるために、メニュー数を絞っている事が一般的です。
加盟前に競合のお店も散々利用を重ねてきましたが、飽きが早く、リピートして利用をしようとはあまり思ませんでした。
しかし、魚丼であれば、メニューのレバートリーが多く、高頻度で利用をしてもらう事ができます。
個人的には、加盟前にしっかりと検討しているお店を顧客として利用し切る事が大切だと思っています。
自由度の高さが魚丼の魅力です。
最初から決めていたこととしては「雇われに近いような中途半端な独立はしない」ということ。
せっかく独立するのであれば、自分の色を出しながら経営ができる会社と組むと決めていました。
一方で、協力関係を相互補完的に築ける会社でなければ、加盟のメリットはないと考えていましたので、正直加盟する企業を決めるのは大変でした。
魚丼の自由度の高さと、フォロー力の高さはバランスが最適だと思います。
顧客からの評判・口コミ・評価
テイクアウト専門の創作海鮮丼のお店。
今日は常連さんに大人気の店舗限定メニューを大盛りで注文。
ネタは、焼きハラス、焦がしバター醤油サーモン、トロサーモン、ネギトロでした!
明らかに他のチェーン店とは違う、脂の乗り具合に感動。
酢飯の完成度も高く、入れ物も高級感があってよかった。
御馳走様でした。
一時期500円均一のテイクアウトの海鮮丼のお店が大量に出てたけど、どこも正直まずい。はっきり言ってこの手の店だと失敗したことしか無い。
なので「魚丼も同じような感じか・・」と最初は少し印象が良くなかったけど、全然違う!
魚丼の場合は均一価格ではないけど、ネタも新鮮で、種類が豊富だからめちゃくちゃリピートしてる。
個人的にはエンガワが特におすすめ。
新鮮なネタと、気持ちのいい接客の大将が、地元民に愛されているお店。
いわゆる大手のテイクアウト店と思ってたけど、クオリティがまるで違う。
1000円しないでこの海鮮丼を食べられるお店は、あんまり無いんじゃ無いかな・・
自分の住んでるエリアは割と飲食の激戦区だけども、正直、街の寿司屋よりも美味しいと思う笑
ここで食べたら、他で海鮮丼食べられないです!
全部のお店がそうなのかはわからないけど、テイクアウトだけじゃなくて、お店の中でも食べられるのが良い。まぁ、でもあんまり席数は多くない。
うお丼は、ウーバーイーツとか出前館とかでも注文できるので、家から出たく無い時もあまり困らないのが良いね。
会社概要
会社名
株式会社ベルツリーカンパニー
代表取締役
鈴木常隆
設立日
2013年10月2日
本社所在地
東京都足立区千住2-16 市川ビル2F
(北千住駅西口より徒歩6分 駅前通り・きたロード1010内)
事業内容
・テイクアウトフード事業
・フードデリバリー事業
・コンサルティング事業
・卸売事業
・フードテック事業
・POSレジソフト開発事業
・Webシステム開発事業
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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