目次
ヒーローズのフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
開業資金が低い
- 塾のフランチャイズの中でも、特に開業資金が安いのが特徴である。
- 具体的には、スタンダードプランは内装費・外装費、物件取得費等を除けば、297万円で開業が可能。
「オールフリープラン」は、スタンダードプランとは条件が違うが、
加盟金、研修代、生徒管理システム、初期設定費用が「0円」で開業ができる。 - 開業費用が安いので、複数の校舎を経営するのにも向いている。
競合が多い教育業界でも、250教室を開校できたのは、そのためである。 - 本部は、エリアごとの特性も熟知しているメンバーが多く、
新規出店や店舗数の拡大の際にも的確なエリア・物件のアドバイスをもらう事ができる。 - 融資のサポートも実施しており、公的金融機関と連携がスムーズに進む事で融資を受けやすくなる。
日本政策金融公庫からの借入実績も多数ある。 - 開業資金が少ないという理由からも、初期投資回収が短く、おおよそ1年~3年の短期改修が可能になっている。
価格競争力が極めて高い
- ヒーローズのフランチャイズの特徴は税抜きで「1コマ50分を、1000円〜」という低価格性にある。
具体的には、相場の30~35%程度の価格設定となっている。 - 授業料が安いおかげで、集客力が極めて高いのが最大の特徴である。
- 一般的な塾の新聞チラシの反響率は0.01%とされているが、ヒーローズの反響率は、その2倍の水準で出せている。
- 価格が安いので、問い合わせの数も集まりやすく、生徒や保護者との打ち合わせからの、実際の入塾率も高くする事ができる。
- そのため、1生徒あたりの獲得コストが低く、かつ生徒数も集めやすい。
- 一般的な塾の生徒獲得コストが10万円程度であるのに対して、1名あたり6250円を実現している。
- 教室は15坪〜の小さなスペースでも開業ができるため、家賃も一般的な塾よりも低く済むのがコストを抑えている一つの工夫である。
出店するエリアに応じた、勝率の高い立地や、実際の店舗デザインなどのアドバイスももらう事ができる。
独自の自立学習指導システム
- 低価格で提供できる理由の一つは、ヒーローズのフランチャイズを支える「独自の自立学習指導システム」にある。
- システムによって、少人数の講師でも、塾の運営ができるようになっている。
そのため、人件費を抑制することができるため、低価格でも授業を行うことができる。 - 勉強は、一方的に教えるだけでは効果を出さない。
自主的に、学習をすることで初めて、しっかりと深く理解ができるようになる。
講師陣も、24時間ずっと子供に張り付ける訳ではないので、
生徒が「自主的に勉強をする」ようになる方が、成績を継続的に上げられるようになる。
授業品質の高さ
- ヒーローズのフランチャイズは、価格の安さから「集団授業」と誤解される事があるが、
クラス分けなどもなく、個別指導で低価格を実現している。 - 1人1人の子供に応じた個別の学習カリキュラムが作られているため、成績を上げやすくしている。
成績を上げやすい
- 授業やカリキュラムの品質の高さに加えて、ヒーローズで子供が成績を上げやすい理由の一つは「価格」にある。
- 1コマあたりの授業料金が安いからこそ、高い価格帯の塾よりも、より多く授業を受ける事ができるから、成績を上げやすい。
- 集団授業では、授業がどんどん流れていってしまうが、
ヒーローズの場合、価格が安い上に個別指導であるから、
気になる小さな質問もしっかりと遠慮せずに行う事ができるため、結果として成績も上がる。
評判・口コミを生む仕掛け
- 価格が安いから、たくさん授業を受けられるようになり、成績を上げやすくなる。
- 成績を上げられた実績が、子供同士・保護者間、各種口コミサイトなどで評判になりやすく、
結果として、新規で生徒を獲得する際の、効率の良い集客チャネルになっている。
未経験で独立開業ができる
- オーナーの前職は多様だが、教育業界での経験を持たない加盟者が多い。
- 具体的には、未経験のオーナーが全体の約9割にのぼる。
オーナー同士のネットワーク
- ヒーローズのフランチャイズは、よくピラミッド型の組織ではなく、フラット型の組織であるとされており、
オーナー同士で、成功施策や失敗施策の共有を行なっている。
ゴルフなどの仕事以外でのプライベートな面も含めて強い繋がりがあるのが特徴。 - そのため、成功施策は横展開していき、迅速に多くの校舎で再現をしていくことで、売上・利益を最短で上げていく。
- 逆に、失敗施策に関しても、すぐに共有をすることで、不要な金銭的コストや時間をかけずに済むようになっている。
- 施策は、日本全国で同時に再現できない場合もあるため、エリア等の情報も含めて共有がされる。
- 教育業界を良くしたいと願うモチベーションの高いオーナーが多く集まっているため、改善スピードも早い。
- 運営継続率も、脅威の90%以上を叩き出している。
本部のサポート力が高い
- 店舗運営に関する基本的な助言はもちろんのこと、教育システムの開発などのテクニカルな面でのサポートや、
定期的な勉強会の開催などで(地域ごとにも開催頻度は違う)フォローをしてくれる体制が整っている。 - 生徒や保護者との入塾面談の練習まで付き合ってくれる。
- チラシの効果的な配布の仕方などの集客アドバイスをもらえる。
- オーナーの意向を尊重した上でのサポートをもらえることが評判のフランチャイズである。
- 直接の指導だけではなく、メールやSNSなどのオンラインツールを通じてもサポートを受けることができる。
電話代行サポートがある
- 塾の経営をする中で、直接全ての電話に出ることができないこともある。
入塾検討などの電話に出られなかったことによって、生じる機会損失を最小化するためにも、本部で問い合わせ対応を実施してくれる体制が整っている。
巨大な市場で、法改正を含めチャンスが来ている
- 少子高齢化ではあるが、学習塾の市場規模は5517億円と拡大傾向にある。
- 様々な外部環境等の変化が起き、不景気の状況があるにも関わらず、通塾率(子供の数に対して、塾に通う率)の上昇が起きている事からも、市場規模が拡大傾向にある。
- 税制面でも追い風が吹いており、2013年に贈与税の改正で、
祖父母から1人あたり1500万円までは、共苦資金として非課税で贈与ができるようになった。
塾ビジネスは、実際にサービス(授業)を受けるのは、子供であるが、
お金の出所は、両親や、祖父母である事が多いため、この制度は塾ビジネスを行う上で追い風となった。
開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額及び、ロイヤリティ
開業資金 | 2,970,000円 |
加盟金 | 1,800,000円 |
保証金 | 500,000円 |
研修費 | 450,000円(交通費別途) |
教材初期設定費 | 160,000円 |
生徒管理システム費 | 10,000円/生徒50名毎に10,000円 |
生徒管理システム初期設定費用 | 50,000円 |
※全て税抜 物件取得費、内外装費等、別途
ロイヤリティ 入塾金 生徒1名が入塾するに際して6,000円、その他売上の10%、生徒管理費300円(税抜)/1名、生徒管理システム・教材システムレンタル費/毎月
会社概要
■社名 株式会社ヒーローズホールディングス
■代表者 代表取締役 鈴木 克美
■事業内容
・学習塾の運営
・ICT教育開発
・学習塾FC本部
・保育園の運営
・児童発達支援事業所の運営
■創業 1997年(平成9年) 2016年10月11日に「東海出版株式会社」より社名変更
■グループ資本金 126,000,000円
■従業員数 169名(FC教室は含まない)
■売上高 740,000,000円(2021年5月期実績)
610,000,000円(2020年5月期実績)
535,000,000円(2019年5月期実績)
■グループ売上高 1,200,000,000円(2021年5月期実績)
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてきます。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
参考https://heros-hd.co.jp/simulation/
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