「みんなの笑顔治療院」のフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
高齢者や障害者の自宅や、希望された施設で治療するのが「みんなの笑顔治療院」が提供する訪問治療マッサージである。
少子高齢化を背景に、施設に入れない介護難民と呼ばれる人が増加しているため市場が拡大している。
国の支援が受けられるビジネスモデルであるのも大きなメリットである。
「みんなの笑顔治療院」は加盟金が安く、フランチャイズでありながら屋号も自由に設定ができ、
多店舗経営による売上規模の拡大も目指せることが強みだ。
加盟店数361オーナー・店舗数571店の実績
- 「みんなの笑顔治療院」は、加盟店数361オーナー・店舗数571店という実績を有しており、
訪問医療マッサージビジネスの業界において大手企業となっている。
単価の高い「制度ビジネス」である
- みんなの笑顔治療院は訪問マッサージ業であり、国家資格を持つ「あん摩マッサージ指圧師」が、自宅やご希望の高齢者施設へ訪問し、医療マッサージをおこなうサービスである。
- 訪問医療マッサージビジネスは、高齢者向けの制度事業でありながら、
「介護保険制度」ではなく、顧客単価の高い「健康保険制度」を利用する商売である。 - 介護業界は単価が低く、伸び代も小さい傾向にあるため、利益率が低くなりがちであるが、
介護と同じ高齢者向けの事業でありながら、訪問医療マッサージ業界は医療業界に分類されるため利益が大きくしやすい。 - 具体的には、サービスは1回あたり25分程度であるにも関わらず、4,000~4,500円もの高い売上が立つのが特徴である。
- サービス料金は、競合他社との比較によって決まるのではなく、あくまでも厚生労働省が決めているため、
業界全体での不毛な価格競争による利益圧迫が起きないというのが強みである。
リピート率、および高頻度の利用が狙える事業
- 国家資格を持つ、あん摩マッサージ指圧師が、高齢者宅や、高齢者施設に訪問をして医療マッサージを行う事業。
- 具体的には、寝たきりで、歩行が困難だったり、食事や入浴などの日常生活が難しい高齢者がターゲットの事業となっている。
- 健康保険制度の適応がされるため、お客さまは自己負担額が、1回あたり300~430円程度で利用可能である。
- 負担額が極めて低いため、リピート利用や、高頻度での利用をしていただきやすい事業であり、
「みんなの笑顔治療院」では、月に10回程度利用がされているという。 - 単価が4,000~4,500円とすると、1ヶ月あたりの顧客あたり売上として、
40,000円~45,000円もの収益を立てることが可能になる計算になる。 - 医療という特性と、顧客の負担額の小ささから、継続利用がされるため、
安定収入を見込める顧客を積み上げやすく、売上の拡大を狙いやすい。
リスクが抑えられる
- 国の制度を活用した事業であるため、高齢者の負担が1割の場合は、残りの9割を国から回収することができる。
- そのため、報酬の回収率は高く、失敗率を下げられる要因に繋がっている。
初期費用が低い
- 「高齢者宅や、高齢者施設に訪問をして、医療マッサージを行う」という”訪問マッサージ”のビジネスモデルとなっている。
- そのため、介護施設での開業や、飲食店の開業などでありがちな、多額の物件取得費や、設備投資費がかからない。
- そのため、小資本での独立開業ができる。
固定費が低い
- 初期に多額の物件取得費がかからないという事は、その店舗などにかかる毎月の膨大な家賃がかからないということでもある。
- 店舗型ビジネスの場合は、収益機会を逃さないために、店舗の大きさに応じた従業員も合わせて採用する必要が多いため、家賃の大きさが、人件費の高さにも直結するケースが多い。
- しかし「みんなの笑顔治療院」のフランチャイズの場合は、
これらをかける必要がない事から、固定費も低くできる強みがある。
日本で数少ない成長市場である
- 日本の少子高齢化は深刻な状況であり、65歳以上の人口は3640万人にも上り、
75歳以上に絞っても、1880万人もの高齢者が存在する。 - さらに、2040年には高齢者人口は、3921万人と予測されていることからも、
「みんなの笑顔治療院」のフランチャイズにおける顧客ターゲットは年々拡大をしていく。
顧客数の伸び代が大きい
- 一般的な店舗型のビジネスの場合は、いかに決まった店舗面積の中で回転率を上げていくのか、ということが経営論点となる。
- 特に、店舗型のビジネスの場合は「物件取得」という初期のビジネス設計の段階で、
1店舗あたりの席数が決まってしまうため、客数の伸び代が小さいという特性がある。 - しかし、みんなの笑顔治療院は「訪問マッサージ」がベースのビジネスモデルとなっているため、
席数などの影響を受けず、顧客数を伸ばしやすい事業構造になっていることが強みである。
商圏が広い
- みんなの笑顔治療院の事業は、法律によって、営業活動ができる商圏が半径16kmと決められている。
- しかし、そもそもフランチャイズ事業の多くが法律とは関係なく「商圏は半径1km」などと本部によって強制的に決められてしまっていることが多いため、事業を開始したタイミングで、実質の伸び代が決められてしまっている。
- ところが、みんなの笑顔治療院の場合は、あくまでも法律の範囲内であれば、自由に事業を行うことが可能なルールになっているため、経営努力によって売上および利益の拡大を狙いやすい。
追加費用なしで、複数店舗の運営ができる
- 一般的なフランチャイズは、2店舗目以降も、各種費用を再度取られてしまう(若干割引をしてもらえることもあるが)。
しかし「みんなの笑顔治療院」のフランチャイズは『追加費用なし』で、複数店舗の運営ができることになっている。 - そのため「店舗数の拡大による、売上・利益額の増加」という経営戦略をとることができる。
売上が増えるほど、ロイヤリティが下がる
- 「みんなの笑顔治療院」のロイヤリティー(レセプト代行手数料) は売上の3.3~11%となっている。
- ロイヤリティに幅があるのは、売上の規模に応じた変動性となっているからであり、
売上規模が大きくなるほど、ロイヤリティのレートが下がっていく仕組みになっている。 - そのため、経営努力によって、売上を増やすことで、オーナーの手取り額となる額を増やしやすくなるような工夫がなされている。
後発企業でも収益を立てられる
- 一般には、提供サービスを充実させつつも、顧客単価を上げることで、広告費を捻出して、
さらに集客数を増やすことで、売上総額を拡大路線に持っていき、大企業が生まれやすい構造の業界が多い。 - しかし、訪問医療マッサージビジネスの業界においては「広告規制」があるため、
このような大企業を産むための王道の戦略をとることができない。 - 結果として、これから参入を検討している後発の事業者であっても、しっかりと収益を立てることが可能になっている。
あん摩マッサージ指圧師の採用ノウハウの深さ
- 顧客ターゲットは拡大することからも、事業課題はサービスの供給者である「あん摩マッサージ指圧師の採用」にあると考えるオーナーが多い。
- しかし「みんなの笑顔治療院」は、加盟店数361オーナー・店舗数571店という実績があることからも、採用ノウハウを多く有している。
- 事実、先生が確保できず開業ができなかった加盟店はないという。
資金繰りに困り辛いサポートがある
- 一般的に訪問医療マッサージの経営が難しいとされている理由は「現金が入る速度が遅い」点にある。
- サービスを提供することによる大部分の報酬をもらう相手が、国・市町村であることから、
通常120~180日程度後に入金がされるという事業特性があるのだ。 - そのため、一見すると売上が立っていても、毎月必要になってくる各種支払いに必要な現金が足りないなどの経営課題が生まれやすいのが、この業界の欠点である。
- しかし「みんなの笑顔治療院」は、わずか40日後に立て替え金の振り込みをしてもらえる仕組みがあるため、資金繰りに困り辛いサポートをしてもらえるのだ。
自由度が高いフランチャイズ本部である
- 一般的なフランチャイズ本部では、全てが決められてしまい、自由度が低いケースが多い。
- しかし「みんなの笑顔治療院」では、屋号をオーナーが自由に決めることができるようになっているため、
オーナーが自身の愛着を持てる屋号を設定することができる。 - 制服なども本部から強制されることなく、自由に用意をすることができる。
プライベートを充実させられる
- 実際にサービスを提供するのは「あん摩マッサージ指圧師」であることからも、常に出勤が求められるような事業ではない。
- 結果として、オーナーは自身の休日を設けることも可能となっており、プライベートを充実させることができる。
- 介護事業の場合は、顧客が常に施設内にいることから、1日付きっきりで従業員も働き続けなくてはならず、激務になりやすい。
- しかし「みんなの笑顔治療院」の場合は、”マッサージ”というサービス特性上、
サービスの提供をするタイミングで顧客と一緒に過ごせば良いので、
働いてくれる「あん摩マッサージ指圧師」にとっても、休みをとることができる事業である。
「みんなの笑顔治療院」のフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
競争が激化する可能性
- 少子高齢化を背景に、潜在顧客数は拡大していく一方で、初期費用の低さから、今後、新規参入者が増加する可能性がある。
- しかし、事業者数が増えても、サービス単価は厚生労働省が決めているため、
業界における事業数が増えても、価格競争による利益圧迫が起きないというのがメリットである。
開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額
研修費やシステム導入費込みで205万円
(開業資金内訳)
加盟金165万円
補償金40万円
ロイヤリティ・契約料金
ロイヤリティー (レセプト代行手数料) :売上の3.3~11%
コンサルティング(システム)料 22,000円 / 月(税別)
変動性のロイヤリティ
売上月額 0~110万円未満の部分 | 11% |
売上月額 110万円以上~220万円未満の部分 | 8.8% |
売上月額 220万円以上~330万円未満の部分 | 6.6% |
売上月額 330万円以上~440万円未満の部分 | 5.5% |
売上月額 440万円以上~550万円未満の部分 | 4.4% |
売上月額 550万円以上の部分 | 3.3% |
フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価
スタッフの方の対応が非常に親切で素晴らしかったです。
初めての利用で不安でしたが、わかりやすく説明してくれたので、信頼ができました。
今後もずっと利用させていただきます。
動けなくなってしまった母親のために自宅まで、わざわざ来ていただいております。
毎回丁寧な対応をしていただいているため、もうお付き合いも長いですが、これからも依頼をさせていただきたいです。
会社概要
会社名
株式会社制度ビジネス研究所
代表者氏名・代表取締役社長・経営者
井嶋眞六(いじましんろく)
事業内容
- 訪問マッサージのフランチャイズ(FC)本部
- 訪問マッサージの開業支援
コンサルティング業務 - 訪問マッサージの運営(直営店)
本社・支社・事業所・製造所・所在地・国内店舗数
千葉県松戸市金ケ作421-5 ファミール東洋1階
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
参考https://egao-minna.com/
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