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「ずっといえ」のフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 介護業界のフランチャイズは、訪問型のビジネスモデルである事が多いが、
「ずっといえ」では、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」という事業モデルを採用している。 - 今後、日本では高齢化がさらに進んでくるが「住み慣れた自宅で最後を過ごしたい」と考える高齢者が増えていく事が事業の追い風になっている。
- 一般的な訪問介護事業との違いは多い。
利用者サイドのメリットとしては、訪問介護とは違い、
24時間365日サービスを提供することができるため、
利用者が困った際に、スピーディーに対応をしてもらえる事が安心感に繋がっている。
オペレーターが24時間体制で、利用者からの希望をヒアリングして、
その内容に合わせて、介護職員と看護職員が自宅に訪問するなどの対応を実施する。 - 事業者サイドのメリットとしては、訪問介護とは違い、
訪問あたりのサービス提供時間が短く済むのがメリットで、滞在時間は1分未満でも良い。
そのため、従業員あたりの顧客対応数を伸ばしやすい事業構造にあるため、売上規模の拡大がしやすい。
また訪問介護の場合は、特定のホームヘルパーが担当をする形式であるのに対して、
「ずっといえ」のフランチャイズであれば、複数人のホームヘルパーが対応を実施する形式であるため、
特定の従業員に対する業務依存度が低くできるため、組織構築に関するコストや、顧客の解約リスクを抑制しやすい構造にある。 - 訪問看護の場合は、複数の事業者を同時に利用することはできないが、
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の事業であれば、訪問看護などの他のサービスとの同時利用が可能となっている。
そのため、近年増加している訪問型の事業者とは競合しない事が「ずっといえ」の戦略上の強さに繋がっている。 - 介護報酬は、月額制となっており、ストック型のビジネスモデルになっている。
- 初期費用は、合計で約860万円程度とされており、一般的な介護施設の開業コストよりも小資本で行える事業である。
- 「ずっといえ」のフランチャイズの特徴は「採用できなければ、返金する」という仕組みがあること。
有資格者兼責任者の採用にコミットしており、2年以内に採用できなければ加盟金が返金されるようにしている。 - 開業前の研修は、直営の香川県高松市にて実施をしてくれることに加えて、
スーパーバイザーが直接オーナーの会社に訪問をして研修を行ってくれる。
開業前は、合計で12日間の研修を実施する。 - 開業後も、営業・集客・従業員育成など、多岐に渡るサポートを実施してくれる。
- ロイヤリティーは、事業所数が増えるほど下がる形式になっているため、複数店舗の運営による売上・利益規模の拡大が行いやすいフランチャイズである。
具体的には、1事業所の運営の場合は、売上に対して15%のロイヤリティがかかるが、
2事業所目の場合は14%となり、3事業所目の場合は13%となっていく。
5事業所目の場合には、10%まで下げることができる。
「ずっといえ」のフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
- 24時間365日サービスを提供することができる事は、利用者にとっての大きなメリットとなるため、顧客獲得に寄与するが、一方で事業者サイドからすると、採用問題の解決が事業課題になりがちである。
- ロイヤリティーのレートが下がっていく為、複数事業所の運営に向いているフランチャイズではあるが、
2事業所目以降は、加盟金が150万円かかることには、あらかじめ留意をすべきである。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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