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「株式会社たこまる」のフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
- 「株式会社たこまる」とは、たこ焼きを店頭販売し、テイクアウトをしてもらいつつ、
店内飲食として、たこ焼き・焼きそば・おつまみ・唐揚げ・牛すじ煮込みなどをアルコールと共に提供するフランチャイズである。 - 尾崎において2008年から営業をしており、運営ノウハウに対して深い知見を有している。
- コロナ禍の影響で、多くの飲食店がマイナスの影響を受けたが「たこまる」では、テイクアウト売上が好調。
- 実際に訪問したところ、客層としては1人客や、宴会などでの来店がされており、顧客層が広い事が確認できた。
「たこ焼き」はもはや国民食にまでなっていることからも、年齢層や性別なども問わず、集客が可能である。 - たこ焼き屋のたこ焼きだと大きいものが多いが、たこまるは少し小さめになっており、口の小さい女性でも丸ごと一口で食べ切れるくらいの大きさにしている。
そのため、酒のつまみとしても利用がしやすい。 - 食感としては、外がカリッとしており、中がトロっとしているタイプの、たこ焼きとなっている。
近年冷凍食品で、たこ焼きの完成度が上がってきているが、やはり専門店でなければ、この食感を出すのは難しい。 - チラシのデザイン作成、SNSやLINE運用ノウハウの共有等による、集客に関するサポートも行っている。
例えば、たこまるのLINEに登録すれば、テイクアウトのモバイルオーダーができるようになっている。
LINE登録会員に対してクーポンの配布なども行っており、リピート率の向上などにも寄与している。
飲食店は、インターネットの活用が疎かになるケースが多いが、しっかりと対策している点が、たこまるの強みとなっている。 - 開業後も、メール・電話・チャット等によるサポートを実施してもらえる体制になっている。
- 「たこまる」のフランチャイズはプランが複数あるが、共通して毎月のロイヤリティは税込55,000円となっている。
ロイヤリティーが固定式となっていることから、経営努力によって、売上規模が大きくできた場合は利益額を多く残すことが可能になっている。 - 「テイクアウト」と「店内飲食」の二つの稼ぎ方ができるため、比較的経営を安定させやすいビジネスモデルとなっている。
「株式会社たこまる」のフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
- 「たこ焼き屋」というと、第一想起を取れている圧倒的NO.1ブランドが存在しており、競合が強い。
しかし、逆に言えば、業界における知名度が高い大手が少ないため、まだ新規参入によるブランドを確立する余地が大きく残されているとも考えられる。 - 原材料費の高騰が続いており、その仕入れ価格の高騰を跳ね返せるほどの、強いバイイングパワーがある訳ではない。
しかし、タコの仕入れは高度で難易度が高い交渉となることが多いため、本部に仕入れ交渉等を任せられるメリットは大きい。 - コンビニ等の冷凍食品のたこ焼きのレベルが徐々に上がってきている。
- 営業時間が17時以降となっており、ランチ需要の取り込みなどは行っていない。
現状では、この体制の方がメリットが大きいという経営判断となっていると考えられる。
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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