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小籠包 福包酒場のフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
下記で同社の強みを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 株式会社GlobalOceanが運営する「福包酒場」は、小籠包や餃子を取り扱う中華料理店のフランチャイズである。
- 女性人気の高い、ピンク・緑・黄色などが特徴的な5色の小籠包は、SNS映えがしやすく話題性が抜群。
- 火鍋用の鍋に、2色のサワーを入れている「火鍋サワー」もSNS映えがすると人気である。
複数のサワーから2種類を選べるようになっており、90分でわずか880円で提供をしている。
SNSに投稿がされることから新規集客が見込めるだけではなく、
「火鍋サワー」は顧客が自身でサワーを注ぐ形式になっているため、
従業員はサワーを都度作り、配膳をする手間を省ける。
そのため、人件費の抑制にも寄与している。 - 注文はタッチパネルが基本となっており、従業員は料理の提供のみに集中することができるオペレーションになっている。
調理スタッフは基本的に、食材を切ることと、盛り付けることが中心業務となっている。
そのため、調理の手間が少なく、少人数で多くの品数を短時間で作ることが可能である。 - セントラルキッチンで調理済みの食材を利用するため、中華料理店にありがちな「職人不足・職人採用」などの問題も起きない。
- オペレーションの工夫が多数されている点が、同社の人件費の低さに繋がっている。
- 調理工程が比較的簡単であることからも、入居できる物件が多く、幅広い選択肢の中から優良物件に漕ぎ着けやすいというメリットがある。
- 店内は本格的な台湾の雰囲気になるようデザインが工夫されており、SNS映えする事からもユーチューバーの撮影にも使われるほどである。
行くだけで本格的な海外の雰囲気を楽しめるため、コロナ禍の影響で海外旅行から遠ざかった若者から人気が出た。 - 人気テレビ番組でも複数回取り上げられており、マスメディアからの注目度も高い。
- Googleマップなどの口コミ件数も多く、平均評価も4.0を超えている。
- 料理は「中国家庭料理 ⾹園」がベースに作られており、見た目だけではなく、本格的な味付けの中華を楽しめるようになっている。
見た目だけSNS受けをするだけで、料理が美味しくないことから、リピート率が下がってしまう飲食店が多い。
しかし、福包酒場は味にも手が抜かれていないことが同社のリピート率の高さに繋がっている。 - 既存の中華料理店は、人件費の低い外国人採用を積極的に進めて低価格で料理を提供する店舗と、
高所得者の食事や、会食などを目的とした高級路線の店舗が多い。
実際に「福包酒場」に複数回訪問をしてみたところ、複数人で来店をすることでテーブル単価が一定ラインを見込める女性顧客がある程度のボリュームを占めていた。
テーブル単価はある程度の水準は超えるが、1人あたりの負担額は比較的小さいことが、若い学生でも店舗を利用できる理由である。 - 福包酒場は、顧客がSNS投稿を自主的に進めるため、店舗側としては広告費を踏むことなく、新規集客を進められることが強みである。
これは既存の中華料理店(街中華や、高級中華料理店)には見られない独自性の高い特徴である。 - また「SNS映えする」ことは、新規集客だけではなく、新規採用にもプラスに寄与している。
有効求人倍率を見て理解できる通り、求職者はもはや「職場を選ぶ時代」である。
そのため「できればオシャレな職場で働きたい」という若者が多い。 - コロナの影響で廃業が増えた結果、条件の良い物件が多く出たのを市場機会と捉え店舗数を拡大させた。
小籠包 福包酒場のフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
- コロナの影響が落ち着くことで、飲食店の廃業率が低くなり、優良物件の獲得が難しくなる可能性がある。
- 同社のオペレーションは極めて優れているが、競合でも模倣できるポイントが複数存在するため、今後他社での導入事例が増える可能性がある。
- 店舗数が拡大することで、目新しかったSNS映えする商品の効力(SNSにおける拡散力)が落ちる可能性がある。
そのため、継続的な商品開発が求められる。 - コロナの影響も落ち着いてきて、海外旅行が活発化する中で、海外気分を味わいたい顧客が一定減る可能性がある。
ロイヤリティー
ロイヤリティーは、売上の3%である。
初期費用・開業費用
約20坪の居抜き物件の例であるため、前提条件によって開業費用は変動する。
加盟金 | 300万円 | ノウハウ・商標利用料など |
加盟保証金 | 150万円 | 本部預かり金 |
内外装工事費 | 800万円 | |
厨房機器 | 100万円 | 一部入れ替え |
POS・TTO導入費 | 100万円 | 機器代、設置代 |
備品 | 50万円 | 食器類・調理器具 |
初期研修費 | 2人で40万円〜 | 期間と人数によっても額が変動する |
合計 | 1540万円 | その他物件取得費など |
開業の流れ
STEP
問い合わせ
STEP
加盟相談
STEP
加盟申し込み
STEP
物件探索
物件は本部も探してくれるが、自身で探した物件でも問題ない。
STEP
物件契約
STEP
加盟本契約
STEP
従業員募集・設計・施工
STEP
店舗研修・物件引き渡し
研修は平均で20日程度のプログラムとなっている。
STEP
オープン最終準備
オープン日の3日間を目安に、トレーナーが現地指導をする。
STEP
レセプション
STEP
オープン
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
参考:https://fupao.jp
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