目次
「萬工事本舗」のフランチャイズ経営の強み・独立開業メリット
- 株式会社エコプラトラストが運営する「萬工事本舗(よろずこうじほんぽ)」は、ハウスメンテナンスとクリーニングを行うフランチャイズである。
- 萬工事本舗は、エアコン(家庭用、業務用)・キッチン・浴室・トイレなどの「クリーニング」や、
エアコン・給湯設備・洗面台・トイレ便座などの「工事」
住宅設備の「メンテナンスやリペア」などを行うビジネスである。 - 「萬工事本舗」のフランチャイズが対応する市場の規模は9000億円とされており巨大産業となっている(遊園地の市場規模は約8500億円であることかも大きさが理解できる)。
- 加盟するオーナーが必要なのは、基本的には普通車の免許とスマートフォンとなっており、殆ど必要なものがないのが特徴である。
- ハウスメンテナンスやクリーニングのフランチャイズは比較的、安価に加盟できることが多いが、それでも一定かかるコストの中で大きいのが「軽車両の準備」である。
しかし「萬工事本舗」のフランチャイズでは、軽車両を無料で提供してくれることが特徴だ。 - 一般的なビジネスとは違い、自身で物件を取得し、店舗を構えたりする必要がない事からも、家賃などの固定費がかからない。
- 業界未経験者であっても開業できるように、技術研修や、アフターサポートが整っている。
- 研修のレベルの高さには定評があり、研修期間は約2週間から3週間程度とされている。
しかし、個人の素養によっても期間は異なっており、短く済む場合や、逆に長くすることもできるのが特徴である。
研修では、エアコンの分解・内部掃除・取り付けなど、知識と技術の両面を初歩から身につけることができる。 - 本部の技術指導が優れている事からも、リピート率や、顧客の紹介率が業界の中でも高水準となっている。
- 本部がホームページ・集客サイトの利用を含めて、営業を代行して行ってくれるため、
加盟店は営業を行わずに独立開業できることがメリットとなっている。 - 提供地域を拡大することで、複数店舗を運営することも可能であり、売上・利益規模の拡大への打ち手がある事業。
「萬工事本舗」のフランチャイズの弱み・事業課題、デメリット
- 「萬工事本舗」のフランチャイズは研修が優れている事からも、リピーターや紹介者を増やしやすい。
しかし、当然ながら個人の素養や、実際の仕事の品質によっても変動がある。 - 当然ながら、何もせずに収益が生まれるわけではなく、自身の仕事量などによって収益は変動する。
少額ではあるが、毎月30,000円の固定ロイヤリティーがかかる事からも、仕事をしない場合は契約の継続を考える必要がある。
初期費用・開業費用
- 開業費用としては、総額で269万円となっているが、自己資金は僅か50万円からでスタートが可能で、足りない資金に関しては公的融資が可能となっている。
- 開業のための初期費用に含まれる総額269万円には、事業運営に必要な工具一式が含まれたものとなっている。
開業サポート
- 営業に必要な軽自動車を無料で提供する他、機材一式も開業費用に含まれている。
- 作業に必要な材料・ユニフォームや、営業に必要になるチラシなども提供される。
収益モデル
- 仕事量に応じて大きく収益が変動する。
自身のライフスタイルなどに応じても仕事量を調整できる。
収益モデル(月に25日の稼働の場合)
仕事量 | 月に60件(1日2.4件で、25日稼動) |
月商 | 1,200,000円 |
利益率 | 78% |
営業利益額 | 936,000円 |
収益モデル(月に23日の稼働の場合)
仕事量 | 月に40件(1日1.7件で、23日稼動) |
月商 | 800,000円 |
利益率 | 78% |
営業利益額 | 624,000円 |
ロイヤリティー
毎月30,000円の固定ロイヤリティー
年間2回のチラシの発行や、損害保険や本部との通信費用などが含まれている。
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
お問い合わせ・コメント