テガルデリバリーのフランチャイズ(FC)の独立・開業・起業情報を開業資金や収益サポート体制、口コミ・評判まで徹底解説！/株式会社TGAL

コロナで多くの業界が縮小する中、逆に追い風として急拡大したのが「デリバリー産業」です。
そんな盛り上がる市場で生まれたビジネスモデルが「ゴーストレストラン」というデリバリーだけを専門とした飲食ビジネスです。

元々は海外から火がついたビジネスモデルですが、日本でも急速に拡大をしており、その中でも大人気のフランチャイズ本部が「テガルデリバリー」です。
従来デリバリー産業に参画するには、まず飲食店の開業から入る必要性があったため多額の開業費用が必要でしたが、テガルデリバリーは小資本での開業が可能なフランチャイズです。

出前館などの配達プラットフォームの上で、30を超えるブランドを展開することができるデリバリー特化の飲食フランチャイズです。
しかし、その事業の強みは意外と知られていません。

この分析記事では、株式会社TGALのフランチャイズである、
「テガルデリバリー」の強み・弱み、市場動向について徹底的に解説していきます。

ビジネスの仕組み

• 同社がデリバリーの際に活用をしている出前館を例に挙げると、
  まず利用者がパソコン、スマートフォンやタブレットなどで、希望に合う店舗・メニューを選択して注文が発生する。
  その後、受注情報の伝達システムで、オーダー受注後、加盟店に設置してある専用タブレットにオーダー情報が送信されるようになっている。
  すると受注音がタブレットから鳴る仕組みとなっており、このオーダー情報受信後に店舗側にてタブレット上で受注対応を行うことでオーダーが成立する。
• 注文が入ると、飲食店だけではなく、配達員にも注文情報が入る仕組みになっており、飲食店は指定時間に料理を仕上げた後、配達代行の配達員が利用者へ料理を届ける仕組みになっている。

テガルデリバリーの経営の強み・独立開業メリット

1店舗で、30ブランドを開業させられる

• 一般的な飲食店が出前館などの配達サービスを利用する場合は、1店舗で1ブランドしか提供しない。
  しかし、テガルデリバリーのフランチャイズの場合は「同時に30ブランドを開業」させることができる。
• ハンバーグ・カレー・焼肉・トンカツ・唐揚げ・餃子・など、
  業態は20にも及ぶため、あらゆる顧客ニーズに応えることができる。

配達サービスにおける集客ノウハウがある

• 一般的な飲食店が出前館などの配達サービスを利用する場合は、1店舗で1ブランドしか提供しない。
• そのため、出前館等の配達サービスで利用者が検索をする際の地域の一覧ページでは、自社の掲載専有率は極めて低くなる。
• しかし、テガルデリバリーのフランチャイズの場合は「同時に30ブランドを開業」させることができるため、各種配達サービスの検索結果における専有率を圧倒的に上げることが可能になる。
• 配達エリアによって、店舗の出店数は違うが、仮に利用者の配達エリアでの出店数が合計で50だった場合、そのうちの30の面をが抑えられると、全体の60%を占有する事が可能になる為、テガルデリバリーのフランチャイズ加盟店の受注率は劇的に上昇する。
• テガルデリバリーのブランドへは、川上商店のような高単価商材から、駒鳥のような低単価商材を扱うブランドまで幅広く有している。
  ゆえに、利用シーンに合わせて、同一顧客からの継続的な受注をすることが可能になり、
  結果として、リピート率50%以上の高水準を叩き出すことが可能になる。
• 価格帯が高いと、利用頻度としては低くなる一方で、粗利幅としては大きくなる。
  低単価ゾーンのブランドに関しては、粗利幅は小さくなるが、利用頻度が高くなるため、
  それぞれでブランドを複数運営することによって、結果として、安定的な収益を確保することが可能になる。

競合への参入障壁を築ける

• 出店エリアにおける各配達サービスごとの、出店ブランドの専有率を高めることで、
  同一エリアで、後発で参入を検討している業者に対して参入障壁を築く事ができる。

小資本での開業が可能

• 店舗に直接来店をしてもらう必要がないことから、家賃が安い立地で、スペースとしても15坪程度の広さでの出店が可能になっている。
• かつ居抜き物件などを活用もできるため、テガルデリバリーの開業費用はわずか700万円程度に圧縮することが可能。
• 家賃が安い立地で開業が可能なことから、初期費用だけではなく、固定費も抑えることができる。

ブランドが新規で開発・追加されていく

• テガルデリバリーのフランチャイズの魅力は、ブランドが随時追加される点にもある。
• 1年間で３ブランド以上のブランド開発が行われており、加盟店の売上が増えるようにフォローを受ける事ができる。

職人不要の簡易オペレーション

• 様々な業態を展開できる一方で、加工された商品を活用するため、職人の採用は必要ない。
• マニュアルに従って作れば誰でも水準を満たした完成品を作れるため、人件費を安くする事が可能。
• 原材料や容器は、複数ブランドで横断して活用することが可能であり、原価率を抑える事ができる。

法人向け事業としても伸ばせる

• 配達事業であるという特性上、様々な場所へ販売する機会がある。
  その為、注文数が多く単価が高い法人向けにも事業を推進することが可能である。

テガルデリバリーの事業機会(メリット)・市場特性

• コロナの影響で殆どの産業が減退をしてしまったが、逆に「デリバリー産業」は、新型コロナウィルス感染拡大を契機とした巣ごもり需要の高まりによって急拡大して、大幅に成長した。
• 日本における食品宅配の市場規模は、2020年度2兆4,969億円に拡大をしており、2025年度は約3兆円に達すると予測されている。
• 元々日本には「出前」という文化が根付いていたが、スマートフォンやパソコンの普及によって、出前はインターネットに置き換わった。
• 従来の出前文化だと、店舗ごとのチラシを、いちいち自宅で保管しておく必要があったが、各種配達サービスでは、常に最新のメニュー情報が更新されており、トッピング等のオプション推奨もサービス上で行われることから、単価上げなどの営業活動も自動で実施してもらえる。
• 配達までの待ち時間も配達サービス上で表示しているため、利用者のストレスもない。
  決済方法についても、従来の出前文化では現金決済が主流であったが、サイト上でのクレジットカード決済が可能となっており利便性がある。
  会員登録を行うことで、注文時に届け先の住所を入力する必要もなく、徹底的に、利用者の手間が少なくなる仕掛けが常にアップデートされている。
• 同社が利用する出前館は、2020年7月時点では約3万店舗しか加盟をしていなかったが、2021年8月には約8.4万店の宅配サービスを行う店舗が加盟。
  アクティブユーザー数は873万⼈となっている。
• 従来の出前ビジネスでは「配達員の採用」が大きな事業課題だったが、各種配達サービスでは、配達サービスの運営サイドが、その労働力の確保を予算をかけて実施しているため、それらを活用する事も可能である。
• 出前であれば、軽減税率の対象範囲であることから、消費税8％のまま利用をする事が可能であり、飲食ビジネスとしては価格競争力がある。

テガルデリバリーの弱み・事業課題、デメリット

• 天候や地震、台風、津波等の自然災害が起こった場合は、原材料の価格変動の影響を受けるため、仕入コストの上昇に繋がる。
• 燃料の高騰や、労働人口の減少により宅配コストが上昇する場合も、間接的に影響を受ける可能性がある。
• 活用している配達サービスの手数料の上昇が起きた場合は、オペレーション改善によるコスト削減や、販売価格に転換しなければ、利益率が下がってしまうリスクがある。
• 出店エリアによっては、すでに競合が多くいる場合がある。
  しかし、出店数が多いということは、対象エリアにおいて、すでに市場が存在することの裏返しでもある。
  そのため、商材力等で上回っていれば、しっかりと収益を出すことも可能である。
• ブランドが多いことはメリットでもあるが、飲食業界が未経験であるなどの理由で、開業初期はオペレーションに慣れないこともある。
  その為、開業初期は取り扱いブランド数を抑えてから開始をして、従業員の習熟度合いに合わせて、取り扱いブランド数を増やす、という戦術を採用することもできる。

開業資金(加盟金)総額、初期開業費用総額

• 合計700万円程度の低い開業費用で独立が可能になっている。

物件取得費：150万円
厨房機器：250万円
宅配バイク：100万円
加盟金：100万円
研修日：50万円
補償金：50万円
https://tgal.jp

収支モデルの目安、収益(利益)事例

• 居抜き物件導入ケースの収益モデルは下記。
• 商圏人口10万世帯～15万世帯・活動エリア範囲2キロでの、全ブランド導入する場合の収益モデルとなっている。

売上：450万円
原価：157万円
人件費：148万円
支払い手数料：35万円
地代家賃：15万円
固定ロイヤリティ：5万円
その他諸経費：40万円
利益（利益率　11%）：50万円
https://tgal.jp

契約までの流れ

会社概要

会社名

株式会社 TGAL　(株式会社テガル)

代表者

河野　恭寛

所在地

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-21-7 JPRクレスト竹橋ビル 8階 

店舗数

直営17店舗
フランチャイズ68店舗（2020年12月時点）
海外（シンガポール2店舗　FC1店舗）

株式会社TGALのブランド一覧

Burgers Cafe GRILL FUKUYOSHI
黒毛和牛ハンバーグ専門店 福よし
神保町ビーフ
牛たん専門店せんり
牛かつ 黒べこ
こだわりとんかつ 神楽
韓国熟成焼肉 コギヤ
北海道名物 芝浦ジンギスカン
omurice cafe yellow gourmet
博多黒カレー堂 BistroRYU
ニューヨークサンド ベジフル
鰻・とろ穴子 対馬 厳原
nature cuisine
GOURMET KUNIHIRO
Juicy Spareribs
RAGING MEAT
ミルフィーユカツ専門店 キムカツ
信州更科 又右衛門
うどん 駒鳥
博多名物 元祖 肉肉うどん
馬肉・和牛寿司 又二郎
北海道和牛料理専門店 和トロフレーク
La Casina
薬膳カレー専門店 神太麻
旬熟成GRILL
門司港名物 ミツバチカレー
からあげ専門店 から将
秋山親父のファンキータイガー
3代目たいめいけんカレー
スタミな羊
神保町やきそば みかさ デリ
～宅配～麺屋庄太
『神楽坂 茶寮』プロデュース！茶寮ベーカリー SaryoBakery
熟成焼肉 ハンバーグ 格之進
太陽のトマト麺〜Express〜
マッスルファクトリー
立吉餃子 デリ
本格エスニック タイ料理 ダオタイ อาหารไทย ดาวไถ
信州そば処 榑木野
広島和食割烹 葛 〜かずら〜
博多明太箱飯 鳴海屋
鳥開 総本家
TRATTORIA JUGEM
〜玄界灘の恵〜 博多志賀島 干物かつやま
JAPAN GRILL DELICACY
DELI’S KITCHEN
UDON KOMADORI
Kimukatsu TAKASHIMAYA
Biseryu by DELI’S KITCHEN

フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。

※各種情報は調査時点のものです。独自の調査による推測の情報も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。