「自分でやろうとしても上手くいかない」
「でも、もっと綺麗になって、自分に自信を持ちたい」
「定期的に、自分にご褒美をあげて、リフレッシュしたい!」
などの理由から、ネイルの市場規模は拡大傾向にあります。
2005年と2020年を比較すると、なんとネイルの市場規模は倍増しており2000億円を超える規模になっていると予想されています。(これは自転車や、ゴルフ練習場の市場規模の約2倍の規模となっており、巨大な市場であることがわかります。)
市場が拡大しているとはいえ、自分でゼロから独立・開業をしようとすると、技術や集客に不安があったりする人が多く、開業希望者にとってネイルサロンはフランチャイズなどでも人気のジャンルです。
そのため、本日はキャンアイドレッシー(Can I Dressy)という、全国でネイルサロンを運営している大手企業を徹底分析していきます。
お客様に割安価格で、高品質のサービスを提供できる秘密など解説していきます。
商品・サービスの概要と仕組み、特徴及び、ビジネスモデル・事業モデル
ホットペッパービューティのようなサイトや、ホームページ経由から、予約をしていただいた後、ご来店をいただき、カウンセリング・ヒアリングを実施して、施術をします。
そして、施術終了後に、ご料金をいただく、というシンプルなビジネスモデルとなっています。
キャンアイドレッシーの強み・メリット
大手にも関わらず、小資本で開業ができる〜「ロイヤリティ&更新料0円」という衝撃〜
キャンアイドレッシーの本部は、業界でも有名なジェルメーカーです。
「そんな大手なら開業費用も大きいんじゃないか・・?」と不安になってしまいますが、同社は業界トップクラスの低資金で開業することが可能です。
加盟金は、わずか20万円で、ロイヤリティ&更新料0円で開業が可能です。
本部がメーカーであるからこそ取れる、加盟店との「win-win」戦略
「キャンアイドレッシー加盟店システムではロイヤリティがかかりません」
「どれだけ売り上げてもロイヤリティは一切不要です。」
などと言われてしまうと、ついつい、あまりにも加盟店オーナーに有利な契約条件であるため、不思議に思う方も多いと思いますが、これが実現できる背景はキャンアイドレッシー本部が、大手ジェルメーカーである事が要因です。
加盟金や、ロイヤリティーを破格の安値にすることで、加盟へのハードルを競合他社に比べて大きく落とすことで、店舗数を伸ばし、その増えた加盟店に対して、少しだけ利益を乗せた自社商品を販売する「卸売りビジネス」という収益モデルで本部は稼いでいるのだと考えられます。
加盟店からしてもフランチャイズという形で同志という立場で手を組むことで、普通に買い付けるよりは、安く仕入れを実施することが可能となります。
立ち上げから運営まで、手厚く支援をしてくれる
先述の通り、キャンアイドレッシーのビジネスモデルは「卸売業」と捉えることができます。
本部からしても、卸売りビジネスとして稼ぐには、結局加盟店に儲かってもらわないと、加盟店が仕入れをしないのでデメリットが大きいです。
だからこそ立ち上げ期はもちろん、開業後の運営期間についても「加盟店がもっと売上や利益を伸ばすには、どうしたらいいのか?」ということを全力でフォローしてくれます。
加入するときに、高額の初期費用を取るようなフランチャイズ本部もありますが、最初にお金を取れると、本部としては、加盟後のフォローはしなくても利益が出てしまいますから、不誠実な対応をする劣悪な企業も出てきてしまうリスクがあるのです。
しかし、キャンアイドレッシー本部のようなフランチャイズシステムであれば、そのような事は発生し辛く、安心感を持って事業に取り組めます。
価格が安く、集客力がある
後述しますが、ネイルサロンにおける支払い単価は平均で5872円となっているのに対して、税込で1980円からジェルネイル(10本)を利用することができるので、価格競争力は高いと言えます。
低価格で提供できるという事は、お客様の集客力の高さにも通じます。
商材を低価格で仕入れすることが可能
本部がジェルにおける業界大手メーカーであり、直接資材を仕入れることができます。
キャンアイドレッシーのお客さまへの提供料金が安くできる背景には「メーカー直接仕入れができる」という事情があるわけです。
この強みは、競合他社には真似できないので大きな加盟メリットと言えるでしょう。
中間マージンを取られないから、低価格でお客様に提供をしても、利益を残すことが可能になっているのです。
リピート率が高い
高品質の商品を低価格で提供することが可能なので、それが新規の集客力の強さにも繋がりますが、実はこの強みは、リピート率の高さにも通じます。
元々、市場の特徴としてサロン業態自体が比較的、他の業界と比較しても年間の利用頻度が高いのですが、料金が安いと、お客様はよりリピート利用がしやすくなります。
店舗数が拡大傾向にある
直営店舗15店舗程度ですが、加盟店の数が増えており、直近は約100店舗もの規模に成長しています。
ネイルサロン業界の事業機会・追い風
メインターゲットの利用率が上昇傾向にある
ネイルサロンのメインターゲットは20代の女性になりますが、年々利用率が高まっています。
2016年には、14.5%の利用率だったところから、2020年には、20.6%と上昇傾向にあり、1.42倍に拡大しています。
全年齢における利用率についても毎年、10%前後を堅調に推移しており、華やかな印象とは裏腹に安定した市場であることがわかります。
利用単価が上昇傾向にある
女性のネイルサロン利用時の支払い金額は年々、上昇傾向にあります。
2017年は、ネイルサロン利用時の支払い金額は5188円であったのですが、直近2020年には5872円と上昇しており684円も増えています。
また、近年では男性顧客も増えており、全体の3%程度が利用していることがわかっています。
利用頻度が高い商材である
ネイルは導入をしたら、それで終わり、という売り切り型の市場ではありません。
利用をするうちに、破損をしたり、気分を変えるために再利用をするなら定期的な需要が発生する市場です。
具体的には女性の年間利用回数は平均で約5回程度となっており、2~3ヶ月に1度利用していることがわかっています。
メニュー利用率としてはジェルが圧倒的なNO.1である
ネイルサロンにおけるメニューは多岐に渡り、ジェル、ハンドケア、ポリッシュなど複数ありますが、その中でも、メニュー利用率としてはジェルが圧倒的なNO.1です。
キャンアイドレッシーの本部は、業界でも有名なジェルメーカーですので、その強みと相性が良いことがわかります。
市場規模が拡大傾向にある
ネイルの市場規模は2005年には、わずか1,114億円程度の市場規模だったにも関わらず、
2020年時点では2344億円になっていると推定されており、15年で市場規模は倍増しています。
自転車の市場規模( 1,284億円)や、ゴルフ練習場の市場規模(1,250億円)約2倍程度になりますので、いかに巨大な市場であるか分かります。
収支モデルの目安・収益事例
約10坪のサロンにおける収益の実績は下記になります。
売上高 ¥1,800,000
純利益 ¥510,000
開業資金総額、ロイヤリティ等の開業費用総額の内訳
ロイヤリティ:『0円』
加盟金:¥200,000
看板制作:¥33,000~¥110,000
研修費:¥440,000
導入キット:¥275,000
物件取得費:物件により異なる。
また、開業してからは、経営会費は月額2万円かかるのは注意しましょう。
開業前、開業後のサポート
主なサポートは下記の通りですが、毎週開催する技術研修会や、試験等も実施しています。
相談に応じて、日本ネイリスト協会正会員の本部メンバーが全面的にサポートしてくれます。
①ホームページに無料掲載
②物件紹介、現地確認及びアドバイスなどの、物件探しのサポート
③エデュケーター、マネージャーの派遣による、技術向上のための教育サポート
④スタッフ募集
⑤ネイル雑誌、展示会などを活用した集客等の支援
⑥経営相談
仕事の魅力・やりがい
やはりなんといってもお客様が、綺麗になって、可愛くなって喜んでいる姿を見るのがなによりもやりがいが感じられる瞬間です。
フランチャイズ業界を検討するときは、塾や、小売など複数検討される方が多いですが、
商品を提供した直後から、お客様にメリットを感じていただけ、目の前で喜んでいただけるビジネスは意外と多くありません。
フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価
自分のペースで自由に働けます
とにかく仕入れ価格が安い。しかも高品質。加盟前に色々と他社の話や、個人店から話を聞きましたが、やっぱりキャンアイドレッシーほど安いところはありませんでした。
開業当初はお金がなくて、そもそも起業する事を諦めそうでしたが、低資金から始めることができたので、すごく助かりました。
2店舗目以降の経営も、最初にイメージしていたよりは楽にできました。
失敗しないためには
フランチャイズ加盟をせずに、最初から直営でネイルサロンを検討する方もいると思いますが、
まずは1店舗で、しっかりと成果を出すことが大事です。
そこで再現性の高い運営力を身につけ、自信が付いたら、2店舗目は直営でやってみるなどの段階を分けると成功率が上がると思います。
※各種情報は調査時点のものです。一部企業の公式ホームページからの情報を元に作成していますが、独自の調査による分析も含まれていますので、正確で詳細な情報は本部に連絡をして確認をしましょう。また、収支モデルなどの数値はあくまでもシュミレーションであり保証されるものではありません。
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