連日Instagramや、テレビなどで注目される機会の多いcaferob(カフェロブ)ですが、実はフランチャイズを展開していることは、あまり一般には知られていません。
外から見ているだけでは事業としての魅力を理解するのが難しいのですが、
同社の事業は、下記のような多くの魅力を秘めています。
この分析記事ではcaferob(カフェロブ)の強み・弱み、市場動向について徹底的に解説していきます。
caferob(カフェロブ)の経営の強み・独立開業メリット
リスクが小さく、強いコスト構造を持っている
- caferob(カフェロブ)のフランチャイズは、開業リスクを抑えているのが特徴。
- 飲食業界の平均原価率は、30%前後であるのに対して、
caferob(カフェロブ)の場合は原価率が推定20%前後であり、コスト構造が強い。 - caferob(カフェロブ)の出店店舗を実際に見てみると、5.6坪程度で出店されているケースが多い事から、物件取得費が極めて低い。
- 店舗が狭いと、必要な人員数が少ないので、人件費を低く抑えた状態で開業をすることが可能。
オペレーション優位性が高い
- 店内が5.6坪程度である事から、店内飲食のスペースは無く、オペレーションが煩雑にならない。
※しかし、一方で10坪を超える店舗を運営することも可能で、この場合は店内に飲食スペースを作ることが可能である。 - 必要人員数が少ないと、少数の従業員に対して丁寧に教育をすることが可能である事から、教育コストも低く済み、短期で即戦力化が容易である。
- オペレーションが煩雑にならない事から、飲食業界未経験者でも、比較的、独立開業をしやすいビジネスモデルである。
- 必要人員数が少ないと、マネジメントも容易であり、採用後の離職率低下に繋げやすい。
伸び代の大きいビジネスモデル
- 通常の飲食店ビジネスは「客数×客単価」が原則であり、客数は、店内の大きさ・席数に応じた「回転率」によって変わってくる。
- 一方で、caferob(カフェロブ)のフランチャイズのビジネスモデルは「テイクアウトのスイーツ専門店」である。
- 「持ち帰り前提のビジネスモデル」であるがゆえに、通常の飲食ビジネスと比較した際に「客数」に大きな伸び代がある事業である。
- テイクアウト専門店として開業をする場合は、契約後、わずか1ヶ月という短期間で開業することも可能。
集客力が高い
- 定番の黒糖タピオカみるくや、迫力満点のハンバーガーや、「ふわしゅわ体験」をできるパンケーキなどは、美味しいだけではなく、見た目もソーシャルメディア受けする商品になっている。
- そのため、来店した顧客がリピートをするだけではなく、来店顧客のSNSのフォロワーにも自然にcaferob(カフェロブ)の認知が広がる。
- 本部は最新の飲食業界のトレンドをウォッチしており、それらも参考にしつつ、定期的に新メニューの開発を行なっている。
- そのため、新商品・季節限定商品が定期的に生まれることで、既存顧客のリピート率向上、および新規顧客の拡張を実現している。
- 近年の飲食店集客に必須のInstagramや、Googleビジネスプロフィールの運用も、本部が代行して運用をしてくれるようになっている。
- 実際にいくつかのInstagramアカウントを覗いてみると、フォロワー数が5000人を超えているアカウントが多く、中には1万人程度のアカウントも存在しており、同社のSNSにおけるマーケティング能力の高さが窺える。
- テレビなどの取材も定期的にあり、インフルエンサーの来店も多い。
間借りや、新規事業としての運営に向いている
- caferob(カフェロブ)のフランチャイズは、すでに出店がされているカフェやBARなどの「間借り」という形で開業されるケースも多い。
- BARなどであれば、営業する時間は通常夜である事が多いので、その空いている昼の時間帯だけを借りて営業することが可能。
- そのため、既に飲食業を開業している事業者の新規事業としても向いている。
caferob(カフェロブ)の弱み・事業課題、デメリット
人気があり過ぎて加盟チャンスが掴めないことが多い
- 連日SNSやテレビなどで話題になっており、フランチャイズとしても大人気。
- 加盟店の募集には定員があり、その定員に達してしまうと加盟タイミングがかなり先になってしまう事がある。
- そのため、加盟を決めたら早めのアクションをするべき。
オペレーションの磨き込みをしないと客数が伸ばせない
- 「テイクアウトのスイーツ専門店」というビジネスモデルであるがゆえ、
確かに、通常の飲食ビジネスと比較すると「客数」の経営指標には大きな伸び代がある。 - しかし、従業員教育などの徹底がなされていない場合は、商品の提供速度が遅くなり、せっかく来店したお客様を待たせることになり「結果として、お客さまを捌ききれないことにより、客数が伸びない」という結果になりかねない。
- 教育が徹底されていない場合はパンケーキの焼き加減もバラツキが出てしまい、クレームの要因となり得る。
- そのため、本部の力も借りつつ、オペレーションの磨き込みをすることが大切。
本部が容易しているマニュアルは磨き込まれているので、しっかりと活用することが大事。
収支モデルの目安、収益(利益)事例
オープンから4カ月連続で300万円以上売り上げ、初期費用は3カ月で回収した事例がある。
フランチャイズ加盟オーナーや、顧客からの評判・口コミ・評価
口の中でとろける食感と、甘すぎない味付けが良かったです。
意外と食べごたえがあるので、値段にも納得ですね。
ふわふわプルプルのパンケーキがたまらない!
最近お店が増えていて、店舗によって、広さとかがかなり違いますね。
私の近所の店は50席くらいあるお店でかなり広めの部類ですが、それでも繁盛しており、いつも混んでいます。
タピオカもちもちですね!
最近話題の「飲むわらび餅」もいただけるようになってるとは思いませんでした。
パンケーキが目当てだったけど、意外とハンバーガーも大きくて美味しかった。
いつもInstagramで話題なので、近所にできてよかった。
行くたびに写真を撮りまくります笑
雰囲気が可愛いお店で、パンケーキとタピオカが美味しかったです。
会社概要
会社名
株式会社OLD MARKET
事業内容
カフェ「cafeRob(カフェロブ)」の運営
住所
愛知県額田郡幸田町芦谷幸田36
よくある質問
- caferob(カフェロブ)の経営の強みは?
-
詳細は記事内で挙げてるが、集客力が高く、リスクが小さく、強いコスト構造を持っていること。
- caferob(カフェロブ)の弱みや事業課題は?
-
詳細は記事内で挙げてるが、オペレーションの磨き込みと、加盟チャンスについて。
フランチャイズで独立開業するのであれば、儲かるか、儲からないかは重要なポイントです。
お金だけがフランチャイズの開業メリットでは無いものの、
成し遂げたいことが実現できるかは、事業としての強みを見れば、かなり見えてくるものがあるはずです。
お問い合わせ・コメント